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ゲーム機依存から脱却、ネット事業の収益強化「ネットワーク社会ではユーザーが力を持つ。コミュニティー(ネット上のユーザー交流の場)からビジネスが生まれる。例えば、『電車男』はネット掲示板から社会現象を生んだ。だから、人気ゲームのファイナルファンタジーをテーマにしたオークションなどのコンテンツ展開もあるかも知れない」 ―― 業務用ゲーム機大手のタイトーの買収・子会社化に成功したが、狙いは。
「家庭用ゲーム機だけでなく、携帯電話やパソコンなど事業領域の拡大に、タイトーとの相乗効果が見込める。タイトーは業務用ゲーム機や携帯電話向けコンテンツに強い。海外展開を考えれば、タイトーの技術や資産は魅力がある」 「タイトーの子会社化を受けて、今後、持ち株会社化は考えられる。スクウェア、エニックス、タイトーそれぞれの活力を引き出す組織を考えたい。来年の株主総会までの課題だ」 海外展開―― ファイナルファンタジーやドラゴンクエストといった人気コンテンツを持っているが、海外展開は。
「海外でも(高速大容量通信が可能な)第3世代携帯電話の普及が始まり、携帯電話事業を本格展開する環境が整った。来年終わりごろから米国、欧州、中国で順次携帯電話配信を行いたい」 「海外の強化は重要で、様々な企業と交渉中だ。M&Aも積極的に進めていく。海外での開発拠点の整備も、市場の動向を見極めてから考える。欧米では自力で整備するのは難しく、現地企業の買収も検討課題だ」 「国境や業種の枠を超えたゲーム業界の再編は、これから本格化する。米国企業が日本の大手ゲームソフトメーカーを買収する可能性もある。スクウェア・エニックスとしても、ネット決済やサーバーの運営など他業種との提携は積極的に行っていく」 (2005年9月27日 読売新聞)
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