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ネットに築く「どこでもドア」

人と人のつながりとモバイルが鍵

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ブログが縁で知り合った仲間と勉強会を始めました。創業メンバーは、この勉強会で知り合った人々がほとんどです。
――ニューシングは「どこでも」と関連しているのですね。ケイティは?

上原 「ドア」の分かりやすさは、モバイル(携帯電話)で実現できると考えています。パソコンに慣れた人々には携帯電話で文字を打つことは苦痛です。でもパソコンより先に携帯電話に慣れた人には、ずっと使いやすいものなのです。ボタンの数が10個ほどしかないことは、使いやすさの上では大きな強みになっています。パソコンはスイッチを入れてから動くまでに1分ほどかかりますが、携帯電話はいつも動いてます。値段も10倍くらい違います。

――若者はパソコンを使わず、携帯電話だけという例も多いようです。

上原 中学・高校時代に携帯電話のメールを使うことが関係しています。テンキーで文字を打つことが当たり前になると、パソコンへの垣根が高くなります。また相手を呼び出さずに用件を伝えられるのがメールの長所の一つであり、音声通話より優れている点です。10代後半から20代は携帯電話の世代、パソコンのインターネットは30代以上のものでしょう。

――携帯電話から目が離せませんね。

上原 パソコンで使うインターネットは、検索して情報を探して使うことが当たり前になっています。携帯電話会社はケータイサイトの検索に本気で取り組み始めました。検索して情報を探すというパソコンと同じ世界が、携帯電話のネットにも出現しようとしています。検索の対象としてみると、携帯電話の世界はサイトが枯渇していると言える思います。これはビジネスとして大きなチャンスではないでしょうか。

――これからどんなサービスを始めますか。

 携帯電話の一般向け新サービスを今月から始める予定で、事前登録キャンペーンを実施しています。新サービスは、ニューシング、ケイティと互いに関連していて、起業時に目指した「どこでもドア」の第一段階の舞台がいよいよそろいます。ニューシングは人と人のつながりを、ケイティは地域に密着した現実のビジネスを、新サービスは両者を橋渡しします。それぞれのユーザーが増えたところで、人々の好みとお店をマッチさせる仕組みを作る計画です。

 「どこでもドア」を追い求めながら、みなさんに「驚き」「喜び」「分かりやすさ」を提供していきたいですね。(メディア戦略局 西島 徹)

(敬称略)

2007年6月5日  読売新聞)
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