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ネットに築く「どこでもドア」便利で楽しいユーザー参加の仕組みにより、人と人がネットでつながり合うウェブ2.0。一歩進めて、いつでも、容易に、人々が出会える空間を「どこでもドア」と表現し、ネットで実現することを理念に起業したのが上原仁さんだ。 サービス続々提供![]() 上原 仁 うえはら・じん
株式会社マイネット・ジャパン社長
1974年、滋賀県生まれ。神戸大学経営学部卒業後、98年NTT入社。2004年からNTTレゾナントに転じ、ポータルサイト「goo」のマーケティング、新事業戦略を担当後、06年7月、ネットを通じて知り合った仲間ら6人とマイネット・ジャパンを創業した。著書に「アルファブロガー」、「口コミ2.0−正直マーケティングのすすめ」。ブログ「近江商人JINBLOG」を公開中。
――ドラえもんがお好きなようですね。
上原 もの心ついたころから大好きでした。小学5年生ごろ、両親は共働きで、2人の兄は年が離れており、帰宅するといつも1人ぼっちの私は、とても寂しかったのを覚えています。会いたい人にいつでも会える「どこでもドア」が欲しいと、心の底から願いました。やがて「どこでもドア」を実現することは私の目標となり、会社の理念にもしました。 ――どのように実現させるのでしょうか。
上原 「どこでも」というのは距離や時間に関係なく人と人がつながり合えること。「ドア」は、だれにも分かりやすい道具と人間との接点を示しています。ドアの使い方を迷う人はいませんよね。最強のユーザビリティ(使い勝手)を象徴しています。 ――どのようなサービスを提供していますか。
上原 起業して25日後、「newsing(ニューシング)」というサービスを提供し始めました。ユーザーが投稿したニュースが、他のユーザーの閲覧数や投票数で評価され、ランキング表示されます。知識、知恵、感情でつながり合う「ソーシャル」という概念を追求しました。企業内向けの提供や、機能をサイトに組み入れるサービスも始めています。 今年1月には携帯電話の向けのサイトが無料で簡単に作れるサービス「katy(ケイティ)」を開始しました。スタートして4か月ですが、1300店舗に広がっています。メルマガの配信やブログなど、お客さん集めに役立つ機能は有料で提供していて、約1割の店舗に利用されています。伸びは順調です。 (2007年6月5日 読売新聞)
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