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次世代ゲーム機戦争

ライバル意識 日本では割安設定

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発売される「Xbox360」

 マイクロソフトの次世代家庭用ゲーム機「Xbox360」が10日、国内で一斉に発売され、「次世代ゲーム機戦争」の幕が開く。

 ライバルのソニー・コンピュータエンタテインメントの「プレイステーション3(PS3)」、任天堂の「レボリューション」(仮称)の発売は来春以降で、それまでにXbox360がどこまで市場を確保できるかが、今後の勢力争いのカギを握りそうだ。(松原知基)

 Xbox360は、高精細なハイビジョン映像や、インターネットに接続して対戦ゲームを楽しめるオンライン機能の充実などが特徴で、3万9795円で発売される。米国で399・99ドル(約4万8000円)、欧州で399・99ユーロ(約5万7000円)などで売られているのに比べ、ライバル社が強い日本では割安に設定した。

 ゲーム情報誌出版会社のエンターブレインによると、初代「Xbox」の国内累計販売台数は47万台で、SCEの「プレイステーション(PS)2」(1850万台)、任天堂の「ゲームキューブ」(385万台)に大きく水をあけられている。不振の最大要因は人気ソフトの不足だ。

 初代機の失敗を教訓に、Xbox360では、国内ゲームソフト大手の人気シリーズの取り込みを図っている。ナムコの「リッジレーサー6」が10日に同時発売されるほか、スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー」シリーズなどの人気ソフトも来年にかけて発売される見通しだ。ハード面の性能向上に加え、ソフト面の魅力を高めシェア拡大を目指す。

 ただ、11月に発売された米国では早くも不具合が報告され、損害賠償を求める訴訟を起こされるなど、早々につまずいた形だ。マイクロソフトは「不具合の件数はごく少数」として、性能面の不安はないと強調するが、思惑通り先行メリットが得られるかどうか、不安を抱いての船出となりそうだ。

2005年12月12日  読売新聞)
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