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海自「秘」情報ネット流出私用パソコンウィニー介し海上自衛隊の護衛艦の暗号や訓練関係の文書など、秘密文書も含まれる多数の資料が、インターネット上に流出していたことが分かり、防衛庁が調査を始めた。 防衛庁などによると、流出した資料は、海自佐世保基地(長崎県)に配備されている護衛艦「あさゆき」の電信室所属の通信員が所有するファイルとみられ、私用パソコンからファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を介して流出したらしい。 護衛艦内のパソコンはメールなどを除き、ネット通信をすることがないため、同庁は、護衛艦内で使用しているデータを、この通信員が上司の許可なく記録媒体に保存して私用パソコンに移し、そのパソコンがウイルスに感染していたとみている。 流出したデータには、自衛艦を識別するためのコールサインの一覧など、自衛隊法上の「秘」文書があるという。「あさゆき」の隊員数十人分の住所録や電話番号のリストなど個人情報もあった。流出した情報量について、同庁は「印字すると、厚手のファイル10冊分ほど」としている。 「秘」よりも機密性が高い「極秘」と記された非常用暗号書や乱数表などの文書名一覧表も流出していたが、文書そのものは流出しておらず、他にも「極秘」の資料流出は確認されていない。 Winnyを介して流出した場合、事実上、データをネット上から消去することが出来ないため、海自は22日からコールサインや乱数表などを変更した。 ネット上の掲示板では、今週に入り、「海自の情報が流出している」と指摘する書き込みが相次いでいた。 海上幕僚監部広報室は「データが流出した範囲や内容などの詳細を調査中」とし、海自は今後、通信員を規律違反で処分する方針。 (2006年2月23日 読売新聞)
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