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パソコン用ディスプレーのワイド画面化進む横長(ワイド)タイプのパソコン用液晶ディスプレーの売れ行きが増加していることが、調査会社BCNの調べでわかった。ディスプレーに表示する情報量の増大ともに、デジタル放送などをより高精細に再生する機会が多くなってきたことが背景にある。 同社は06年4月から07年4月にかけてのサイズ(インチ)ごとのディスプレーの売れ行きを、ワイド画面比率(16対9)の製品とワイド対応でない従来製品別に比較調査した。 液晶ディスプレー全体の販売台数で見ると、06年04月は従来製品が94.4%と圧倒的に多く、ワイド画面の製品はわずか5.6%にすぎなかった。ところが、07年4月には従来製品が56.3%と大幅にシェアを下げたのに対し、ワイドタイプは43.7%と急伸していることがわかった。 製品サイズで比較すると、同時期に従来タイプの17インチ製品が57.4%から30%にシェアを急落させる一方、ワイドタイプ19インチの製品が0.4%から21.6%へと大幅に増えている。 ワイド化の理由として、新OSウィンドウズ・ビスタに情報表示のためのサイドバー機能が付属したことが挙げられる。この機能で時計や天気予報、カレンダーなどを表示するには従来型の解像度SXGA(1280×1024ドット)のディスプレーでは画面が狭いが、例えば20型のワイドタイプ(1680×1050ドット)では広く感じる。さらに、地上デジタル放送はワイド画面に対応した番組が多く、地デジチューナー付きのテレビパソコンで視聴する場合、横長画面の方が迫力ある映像を楽しめることも、ワイド画面人気の背景にある。 BCNの大友弥生さんは、「外付けディスプレーだけでなく、ノートパソコンもワイド画面が多くなっている。映像ソフトやデジタルビデオカメラのワイド規格化などにも対応した結果では」と分析している。 (2007年5月23日 読売新聞)
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