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ネットスーパー充実…店舗増加、夜10時まで配達も

 インターネットで注文を受け付け、最寄りの店から食料品や日用品を宅配する「ネットスーパー」のサービス競争が広がっている。一定の金額以上を購入すれば無料で配送してくれるところが多く、まとめ買いでうまく利用したい。(向野晋)

 ネットスーパーは、関東地区では西友が2000年5月に開始し、01年3月にイトーヨーカ堂が続いた。今年になって中堅スーパーを中心に、新たに参入する流通企業が増えている。関西地区では、イズミヤが一番手として01年にサービスを始めた。

 利用する際は各社の専用のホームページに接続し、自分の住所が配送エリア内にあれば、会員に登録できる。生鮮野菜や日用雑貨などの購入したい商品を選んでクリックすると、最も近くにある実際の店舗に注文が送信され、最短で2〜3時間以内に宅配される仕組みだ。

 代金はクレジットカードによるネットでの決済か、到着時に商品と引き換えに支払う。原則として注文は24時間受け付けており、入会金や年会費は不要だ。

 宅配している店舗数は、イトーヨーカ堂が50店と最多で、今年度中に80店に広げる計画だ。西友は7月に5店舗増やし、47店体制にした。その他のスーパーは10店以下が多い。

 注文した当日に商品を届けてもらうには、各社によって正午から午後5時までに発注する必要がある。数日先の宅配予約も可能で、西友は7日先まで、マルエツなどは8日先まで指定できる。配達時間は夜8時までが多いが、イトーヨーカ堂やマルエツなどは9時まで、西友は10時まで対応している。

 配送料(税込み)は300〜525円。大半のスーパーは、5000円以上をまとめ買いすれば無料になる。ただ、「買い物代行手数料」や、不在の場合の再配達料を徴収するケースもあり、注文の際に確認が必要だ。西友と関西スーパーマーケットは、携帯電話からも注文を受け付けている。西友の調査によると、「売れ筋」は、牛乳やコメ、ペットボトルの飲料など、重たい商品が多いという。

 品ぞろえは、イトーヨーカ堂が約3万品目と最も多く、他社に先駆けて新聞の折り込みチラシの特価商品も買えるようにした。各社とも1300〜4000品目程度をそろえ、店頭にある商品の大半をネットで買える。ネットのみの「特別価格」もある。

 多くのネットスーパーでは、店舗で使うポイントカードには点数が加算されない。その代わりに、サミットは、購入金額200円につき1ポイントが付くネット専用のポイント制度を導入している。1ポイント=1円の割引レートで、ネットスーパーの買い物に利用できる。西友は、ネットで1回あたり3000円以上を購入し、さらに配送を水曜日に指定すれば、ネットスーパーで使える2週間有効の「電子割引券」を発行している。

2007年10月16日  読売新聞)
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