携帯掲示板を擬似体験…岩手県、危険性学ぶサイト開発
子どもたちに携帯電話サイトを巡るトラブルから身を守る判断力を身に着けてもらおうと、岩手県立総合教育センターが、疑似的なネット空間で携帯サイトを体験しながら危険性を学べるサイト「スタディー・バイ・モバイル(スタモバ)」を開発した。
新年度から、小・中学生や高校生が授業で体験する。
スタモバは、専用の携帯電話かパソコン画面上の携帯電話で操作する。各学校のイントラネットを利用し、外部と遮断された通信環境で学習できる。歴史や理科のクイズや計算パズルなどの学習ゲームに加え、姓名占いや掲示板など個人情報を打ち込むメニューが用意されている。
体験授業ではまず、子どもたちに自由に携帯サイトを楽しんでもらう。その後でネット管理者用の画面を見せ、〈1〉掲示板に匿名で書き込んでも、管理者はIPアドレスなどから発信者を特定できる〈2〉占いで入力した名前や生年月日などの個人情報は、データ保存されて悪用される危険性がある――などを子どもたちが自分の目で確かめる。
携帯電話各社は、子どもたちが有害サイトに接続できないようにするフィルタリングサービスを実施しているが、同センターは「自分で判断できるようにならなければ解決にはならない」とサイトを開発した。
(2008年3月10日 読売新聞)