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ソニー、バイオ44万台修理…設計ミスで異常発熱ソニーは4日、ノート型パソコン「VAIO(バイオ)」の一部機種で昨年8月以降、過度に発熱する事故が世界で209件、うち日本では83件起きていると発表した。 軽いやけどを負った人も世界で7人、うち日本で5人いるという。このため、世界で44万台、日本では6万7000台を自主回収し、無償で修理する。 一つのメーカーのパソコンでこれほど大規模の自主回収は極めて珍しい。ソニーは昨年8月に顧客の指摘で問題を把握しながら、公表まで1年以上かかっている。経済産業省への報告も今年8月に入ってからといい、対応の遅れに批判が集まりそうだ。 問題のある機種は「typeT TZシリーズ」で、07年5月〜08年5月に製造された280モデルだ。 液晶ディスプレーの開閉を繰り返すと、ディスプレーと本体を接続している内部配線が断線してショートし、発熱することがある。電源差し込み口付近の外装が変形することもあるという。製造過程の不具合ではなく、経年変化に配線が耐えきれない「設計ミス」と説明している。今年7月8日以降に生産したモデルは設計変更済みで問題はないという。ソニー製品では06年、ノート型パソコンに搭載した充電池(リチウムイオン電池)で、製造過程の不具合により発火する事故が相次いだ。 今回の公表遅れについて、ソニー広報部は「不具合の調査に時間がかかった。原因が特定できたため公表した」と説明している。 ◇ 今回の事故に対する問い合わせ先は、特設窓口(0120・899・773)。対象機種の確認方法のホームページアドレスは、http://vcl.vaio.sony.co.jp/iforu/hotnews/2008/08/002/index.html (2008年9月5日 読売新聞)
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