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痴漢サイト、警視庁が削除要請へ…掲示板100以上「JR○○線で痴漢をする会」などと痴漢行為を呼びかけるインターネット掲示板に刺激され、電車内で痴漢をしたという男が、今年に入り相次いで警視庁に逮捕されている。 ネット上には数年前から、こうした「痴漢サイト」が乱立しており、事態を重視した同庁はサイト運営者などに削除要請するとともに、14日からは機動隊やスリ担当捜査員なども投入し、サイトで名前の挙げられた路線を重点的に取り締まる方針だ。 「痴漢サイトを見て、自分で確かめたくなった」 今年4月にJR埼京線の赤羽―十条間で、女子高生の下半身を触ったとして、東京都迷惑防止条例違反の容疑で警視庁に現行犯逮捕された会社員の男(23)はこう供述した。この男はわざわざ静岡から上京し、通勤ラッシュ時間帯に埼京線に乗り込んでいた。 同庁によると、痴漢の検挙件数は、ここ数年1500〜1800件台で推移しており、今年上半期も708件。こうした中、最近、検挙した容疑者の供述で目立つのが「痴漢サイトに刺激されて」というものだという。 今年5月、埼京線で女性に触り、同条例違反容疑で現行犯逮捕された会社員の男(33)や、6月にやはり同容疑で逮捕された会社員の男(50)なども、いずれも「普段、通勤に使う路線ではないが、痴漢サイトを見ているうちに興味がわいた」などと話したという。 ネット上には特定の路線を名指しして、痴漢の情報交換をする掲示板が増え始め、警視庁が把握しているだけでも、その数は100以上に上る。中には、具体的に発車時間や車両を指定して、痴漢を呼び掛ける内容のものもあるという。 同庁はサイト運営者への削除要請などのほか、痴漢被害が多いJR埼京線、中央線、総武線や、私鉄の京王線など計9路線を中心に警察官を重点配置し、取り締まりを強化する方針だ。 (2009年9月8日 読売新聞)
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