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Win7優待モデルとは?

 「ウィンドウズ7の発売前に、優待アップグレードモデルを買っても大丈夫ですか?」

今、ビスタパソコンが大幅に値下がりしています。ウィンドウズ7に無料、または低価格でアップグレードできるビスタ最終モデルは狙い目です。

大手量販店ではブルーレイディスクドライブ搭載の「VAIO type N VGN−NW70JB」が約12万円(9月27日時点)にまで値下がり

 10月22日に予定されているウィンドウズの新バージョン「ウィンドウズ7」の発売まで1か月を切りました。通常、パソコンは秋冬モデルとして、9月下旬くらいから新モデルを投入してきます。しかし、今年はウィンドウズ7待ちの状態となり、4〜6月ごろに発売された夏モデル(ビスタ最終モデル)が店頭に並んでいます。

 家電量販店では、買い控えの解消、そしてビスタパソコンの在庫処分を狙って大幅な値下げが行われているようです。実際どのくらい価格が下がっているのか一例をご紹介しましょう。東芝のA4ノートシリーズ「ダイナブックTV/68J2」の場合、発売当初18万円半ばだった販売価格が、一部の量販店では14万円ほどで販売されています。また富士通の「FMV−BIBLO NF/D50」は約10万円と、発売直後より約6万円も値下がりしています。

 軒並み安くなっているビスタ最終モデル。その魅力は性能にあります。CPUは「コア2デュオ」。内蔵メモリーは「4GB」で、ハードディスク容量も「320〜400GB」と大容量。ブルーレイディスクドライブを備え、15.4型ワイドや16型ワイドの液晶ディスプレーにハイビジョン映像を映し出せるモデルもあります。昨年から5万円で買える「ネットブック」が人気ですが、大幅に値下がりしたビスタ最終モデルは、ネットブック以上にコストパフォーマンスが高い商品といえます。

ビスタ最終モデルが狙い目

優待アップグレード版は、各メーカーの専用サイトから申し込む。ウィンドウズ7発売後、2〜4週間ほどでアップグレード版が届く

 ウィンドウズ7が発売されるのが間近なのに、今さらビスタパソコンなんて買えない……と考えている方もいると思います。実はビスタ最終モデルの大半は、ウィンドウズ7への特別価格でアップグレードできます。デルや日本HP、マウスコンピューター、日本エイサー製の優待モデルならウィンドウズ7へのアップグレードは「無料」です(一部メーカーはアップグレード版の受け取りに送料が必要)。

 国内メーカーの優待モデルでも、ウィンドウズ7へのアップグレードは3000円程度です。パッケージ販売される「ウィンドウズ7 アップグレード」版(ウィンドウズ7 ホームプレミアム)は、1万5000円程度になる見込み。つまり、1万2000円ほど安くウィンドウズ7へのアップグレードできるというわけです。高性能なビスタ最終モデルなら、ウィンドウズ7の動作要件(推奨スペック)も当然クリア。ビスタより軽快になったウィンドウズ7なら、難なく使えます。おそらく10月22日を待って、ウィンドウズ7搭載の新モデルを購入するよりも、ビスタ最終モデルを購入してアップグレードした方が安くなるはずです。

XP搭載ネットブックに優待モデルはほとんどなし

 ビスタ最終モデルと対照的なのはネットブックでしょう。販売シェアは20%強にまで拡大したネットブックですが、このところシェアは、ほぼ横ばい。ひところの勢いはなくなったものの、安定した販売が続いています。ウィンドウズ7の発売直前、これからネットブックを買おうと思っている方。実はあせって買うと損する場合も出てきそうです。理由は、ウィンドウズ7の優待モデルにはネットブックがほとんど含まれていないためです。

 ウィンドウズ7へとアップグレードできる優待モデルは、OSにビスタのホームプレミアム、ビジネス、アルティメットを搭載しているものに限られています。ネットブックに多い、XP搭載モデルは対象外となります。こうしたネットブックをウィンドウズ7へアップグレードするには、「ウィンドウズ7 アップグレード」のパッケージ版が必要です。アップグレードするには、本体に加えて1万5000円の出費となります。金額を考えると、数万円予算を増額するだけでビスタ最終モデルに手が届いてしまいます。XPパソコンとして使い続ける方なら問題はありませんが、将来、アップグレードを考えている方はウィンドウズ7搭載後のネットブック新モデルを待つのも手です。

優待モデルは公式サイトで確認を

 ウィンドウズ7にアップグレードできるビスタ最終モデルは、メーカーごとに設定されています。NECの場合は、2009年4月以降に発売されたモデル。富士通とパナソニックは2009年春モデル以降。ソニーは2009年1月以降に発売したモデル。東芝も対応モデルを指定しています。該当商品でも優待アップグレードキャンペーンが始まった6月26日以前に購入した方は、対象外になるので注意してください。詳しい対応モデルの情報は、各社のサイトで確認できます。

 優待モデルの販売は2010年の1月31日まで。すでに量販店の店頭では、売り切れているモデルも見受けられます。XPパソコンからウィンドウズ7パソコンへの買い換えを考えている方は、一足先にビスタ最終モデルを物色してみることをお勧めします。(テクニカルライター・原 如宏)

主なパソコンメーカーの優待アップグレード価格
メーカー名通常価格会員割引価格
NEC3000円2000円※1
富士通2980円1980円※2
ソニー3150円
東芝3000円2000円※3
パナソニック3000円
デル無料
日本HP無料
レノボ・ジャパン1680円
エプソンダイレクト3000円
オンキヨー2980円
マウスコンピューター無料
ASUS2800円
日本エイサー無料(送料950円)


※1 121ware会員の場合
※2 AzbyClub会員の場合
※3 セレクタブルOSモデル購入者でTID(お客様登録)番号を取得している場合

▼「ウィンドウズ7の優待アップグレード」の案内サイト
・NEC http://121ware.com/win7-upgrade/
・富士通 http://www.fmworld.net/campaign/win7/
・ソニー http://vcl.vaio.sony.co.jp/windows/7/upgrade/index.html
・東芝 http://dynabook.com/pc/win7/
・パナソニック http://panasonic.jp/pc/topics/7upgrade/
・デル http://www1.jp.dell.com/content/topics/topic.aspx/global/products/landing/ja/jp/windows-7-consumer
・日本HP http://h50146.www5.hp.com/products/software/oe/windows7/
・レノボ・ジャパン http://www.lenovo.com/jp/ja/windows7/
・エプソンダイレクト http://shop.epson.jp/win7ug/
・オンキヨー http://www.jp.onkyo.com/sotec/win7/
・マウスコンピューター http://www.mouse-jp.co.jp/win7/upg/
・ASUS http://event.asus.com/2009/windows7/jp/
・日本エイサー http://www.acer.com/windows7upgrade/jpn/

2009年9月28日  読売新聞)
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