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年末年始、PCの大掃除が必要?最近、Cドライブの空き容量が減ってきました。起動時間や動作も、遅くなっている感じです。空き容量を増やし、パソコンをリフレッシュさせる方法は? ◇ ◇ ◇ HDD内の不要ファイルを一掃するハードディスク(HDD)は定期的なクリーンアップが鉄則。動作を遅くさせる不要ファイルをまとめて削除しましょう。 文書ファイルやデジカメ写真、動画など。大切なファイルを保存するのがパソコン内に組み込まれている「ハードディスク」と呼ばれる記憶装置です。パソコンを買ったばかりのときは、HDDの空き容量も多く、快適に動作します。しかし、パソコンを使っていくと、HDDの空き容量が徐々に減っていきます。たいして個人ファイルを保存していないのになぜ? と思われるかもしれませんが、パソコンを使うたびに、部屋の隅にゴミやチリがたまるように、不要ファイルがHDD内に増えていきます。 こうしたファイルは1つ1つの容量が小さくても、いくつものファイルがたまるることで、HDDを圧迫してきます。空き容量が多いときは、あまり気にならない不要ファイルも、容量が少なくなると話は別。年末年始にかけて家の中を大掃除するように、パソコンのHDDも不要なファイルを一掃して、元通りの快適な状態にメンテナンスしましょう。 一時ファイルをまとめて削除する最初に削除する不要ファイルは、「ごみ箱」に入ったままのファイルやソフトウエアが動作するときに使った一時ファイルなどです。ウィンドウズXPには、こうした不要ファイルを自動的に検出・削除する「ディスククリーンアップ」機能が備わっています。Cドライブ内を検出して不要なファイルが見つかったら、そのファイルを選択。削除を実行すると、Cドライブの空き容量が増えます。 デスクトップ上にソフトウエアのショートカットをたくさん置いているのなら、使っていないショートカットアイコンも整理しましょう。使うのは、「デスクトップクリーンウィザード」と呼ばれる機能です。この機能を使うと、ショートカットが日常的に利用されているか、それとも一度も使われていないのかを一目で判断できます。 ウィザード画面に「未使用」と表示されたショートカットは、不要ファイルとして判断しても構いません。ただちにクリーンアップを実行して、デスクトップ上からショートカットを削除します。 デスクトップにアイコンがたくさん並んでいると、画面が表示されるのに時間がかかるようになります。ショートカットに限らず、不要なファイルはできるだけデスクトップ上には置かない。これがパソコンの動作を快適にする上での鉄則です。 送信済みメールも削除するHDDを圧迫する要素として、見落としがちなのがメールです。受信したメールは原則的に保存しておくとしても、送信済みのメールを何年も保存する必要はありません。こうしたメールは手動で削除しなければ、たまっていく一方です。不要なメールが増えると、ソフトの起動が遅くなるといった悪影響も及ぼします。必要メールと、不要なメールをきちんと整理して、メールソフトが快適に動作するように対処しましょう。 ウィンドウズXP標準のメールソフト「アウトルックエクスプレス」(OE)の場合は、「送信済みアイテム」フォルダーを開き、送信済みメールの一つをクリックし、「編集」メニューから「すべて選択」を選び、次にやはり「編集」メニューから「削除」を選択、過去に送った古い送信メールをまとめて削除します。 次に「削除済みアイテムフォルダ」をクリックし、「編集」メニューから「[削除済みアイテムフォルダ]を空にする」を選びます。HTMLメールなどを多数受信している場合は、「ファイル」メニューの「フォルダ」から「すべてのフォルダを最適化する」を選ぶと、メールの全体容量を圧縮できます。なお、フォルダーの最適化が必要なのはウィンドウズXPユーザーのみです。ウィンドウズVistaユーザーの場合は最適化が自動で行われるため、必要ありません。 HDDをリフレッシュさせる最後はHDDを自体を快適にする方法です。HDDの「エラーチェック」と「デフラグ」という2つの機能を使います。まずエラーチェックは、その名のとおり、HDD内に生じた正常にファイルを読み取れない領域を検出して、修復する機能です。CドライブなどOSがインストールされた起動ディスクの場合、再起動が必要な場合があります。 もう1つのデフラグ(最適化)は、HDD内にファイルが断片化して保存された状態を修復する機能です。同じ種類のファイルを近くの領域に保存することによって、ファイルの読み込み速度を向上させます。この2つの機能を定期的に実行することにより、パソコンの起動時間やソフトの動作が向上できます。 これまで、何の気なしにパソコンを利用してきたという方は、年末年始に自分のパソコン内に不要なファイルがたまっていないかどうか、ぜひともチェックしてみてください。(テクニカルライター・原如宏) (2008年12月22日 読売新聞)
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