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無料でスパムを一刀両断!Gmail転送法(後編)パソコンのメールに届くスパムを、スムーズかつ無料で排除する方法を詳しく紹介する。「無料でスパムを一刀両断!Gmail転送法(前編)」に続いて読んでいただきたい。(テクニカルライター・三上洋) メールソフトでの送信方法と新機能活用次はメール送信の設定だ。このままでもGmailのアドレスでの送信は可能だが、送信元がGmailのアドレスになってしまう。Gmailを使いながらも、送信元を今までのアドレスにする設定方法を紹介しよう。 <ステップ5 メール送信の設定> Gmailの受信トレイの画面を開き、右上の「設定」→「アカウントの設定」の順にクリックすると画面(1)になる。 画面(1)の「他のメールアドレスを追加」をクリック。すると画面(2)になるので名前と、今まで使っているメールアドレス(プロバイダーなど)を入力する。 画面(2)で「次のステップ」を押すと、画面(3)になる。メールアドレスの持ち主かどうかを確認するための作業が必要なので、「確認メールの送信」をクリックする。 今使っているメールアドレス(プロバイダーなど)を、メールソフトで受信チェック。するとGmailから確認メールが届いているはずだ。もしくは「ステップ3」の設定が終わっているのであれば、Gmailの受信トレイ画面にGmailからの確認メールが表示されている。そのメール本文にあるリンクをクリックしよう画面(4)はGmailで受信した例。 すると「確認が完了しました」と表示される。その画面を閉じて、再びGmailの受信トレイ画面から「設定」→「アカウントの設定」の順にクリック。利用プロバイダーのメールアドレスが表示されているので、その横にある「デフォルトに設定」を押す。画面(5)のようになれば設定は完了だ。 最後にメールソフトでの送信元アドレスを変更する。「アウトルックエクスプレス」の場合を例にとると、「ツール」→「アカウント」→「メール」の順にGmailのアカウントを選んで「既定に設定」を押す。画面(6)のようにGmailのアカウントが既定になったことを確認しよう。 画面(6)のプロパティを押すと画面(7)になるので、「ユーザー情報」欄の「電子メールアドレス」にアドレスを入力し変更する。Gmailのアドレスではなく、使用しているプロバイダーなどのメールアドレスを入力して「OK」を押そう。 <ステップ6 複数の場所からメールを使うための設定> これでおおまかな設定は終了だが、メールを自宅・会社など複数の場所から送受信する人や、Gmailのウェブ表示とメールソフトを併用する人は、もう1ステップ追加したほうがスムーズになる。2007年3月から始まった新機能「recent:」を利用する。 メールソフトの設定を一部変更しよう。「アウトルックエクスプレス」の場合では、「ツール」→「アカウント」→「メール」の順に選び、Gmailのアカウントを選び「プロパティ」を押す。上に並んだタブにある「サーバー」をクリックすると下の画面(8)になる。 「受信メールサーバー」欄にある「アカウント名」は、変更前は「xxxxxxx@gmail.com」になっているが、これを「recent:xxxxxxx@gmail.com」に変更する。記入してあるメールアドレスの先頭に半角で「recent:」を付ければOKだ。 次に画面上の「詳細設定」タブを押して画面(9)を表示、画面下側の「配信」にある「サーバーにメッセージのコピーを置く」にチェックマークを入れる。その下の2つにはチェックを付けず空欄のままにしよう。あとはOKを押せば終了だ。 ほかのメールソフトでは、以下のように設定しよう。 ・メールソフトでのGmailのアカウント名を「xxxxxxx@gmail.com」から「recent:xxxxxxx@gmail.com」に変更。頭に「recent:」を付ける ・メールをサーバーに残す設定にする これで通常のメールと同じようにGmailを使えるようになる。自宅だけでなく会社やモバイル利用、ケータイからも同じ状態で読み書きできるので便利だ。 <STEP7 動作しているかチェック> ちょっと大変だったかもしれないが、これですべての設定作業は終了。メールソフトから自分あてにメールを送ってみて、きちんと受信できるか、送信元がGmailではなく今までと同じメールアドレスになっているか確認しよう。 うまく受信できない場合は、ステップ4〜6のメールソフトの設定が間違っている可能性があるので、再度見直して欲しい。 スパムをほぼ完璧に排除できるこの方法を使えば、英語スパム・日本語スパムの多くがGmailによって遮断され、本来のメールだけがメールソフトに送られてくる。うるさいスパムを目にすることなく、スムーズに利用できるので便利だ。またメールの送信元が今までのメールアドレスになるので、相手にも違和感なく受け取ってもらえるだろう。実際の運用方法をまとめておく。 ●普段はメールソフトで送受信 普段使っているメールソフトを使い、Gmail経由で送受信する。今までと同じやり方なので違和感はないだろう。自宅だけでなく、会社でも同様にメールソフトで送受信可能だ。 ●出先で使うならブラウザでGmailにアクセス 出張や旅行先、ネットカフェやマンガ喫茶などのパソコンを使う場合は、Gmailのブラウザ画面(http://gmail.com/)にアクセスしてメールを送受信する。いつでもどこでもメールを送受信できるので便利だ。 ●1週間に1度は迷惑メールをチェック ごくまれに、通常のメールを迷惑メールに分類してしまうことがある。そのため1週間に1度程度では、ブラウザ画面でGmailにアクセスし、「迷惑メールフォルダ」を確認したほうがいいだろう。スパム=迷惑メールに分類されたものは、30日間保存されいている。 ●携帯電話でアクセスする方法 携帯電話から「http://gmail.com/」にアクセスし、Gmailのアカウント名(xxxxxxx@gmail.com)とパスワードを入力すれば、携帯電話からメールを読み書きできる。もちろんメールの送信も可能だ。仕事先や旅行先でパソコンのメールを送受信できるのでとても便利だ。 ●1か月使ってみて問題がなければ設定変更 ステップ2aと2bでは、プロバイダーのメールをサーバーにそのまま残す設定にしている。Gmailでの運用がうまくできなかった場合に備えるためだ。ここで紹介した方法で1か月ほど使ってみてトラブルなく使えるとわかったら、プロバイダーのメールはサーバーから削除するようにしてもいいかもしれない。 このようにGmailを使うことで、スパムを排除するだけでなく、メールがとても使いやすくなる。メール活用ツールとしてGmailを積極的に使いたい。 (2007年8月13日 読売新聞)
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