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オークション6つの注意点オークション詐欺にダマされないようにするには、出品者の情報を細かくチェックすることが大切だ。安全に取引するための6つのポイントを紹介しよう。(テクニカルライター・三上洋) 「チケット」「携帯電話本体」などが危険ジャンル前回の「オークション詐欺の“サイン”とは」では、詐欺の手口と怪しい商品を見抜くコツを取り上げた。今回はより具体的に、実際の取引での注意ポイントをまとめよう。安全に取引するには、落札前の3ポイント、落札後の3ポイント、合せて6つのポイントを必ず確かめたい。 落札前1:商品ジャンルごとに警戒する ![]() ヤフーオークションの「実録オークショントラブル」。「詐欺師が狙うあの商品」で、1か月ごとに商品未着の報告数ランキングを掲載している
ヤフーオークションでは商品未着で詐欺の疑いのある報告数を毎月発表している(実録オークショントラブル)。例えば2008年12月の商品未着報告数ランキングは、 1位:興行チケット(音楽) 2位:携帯電話本体 3位:ポータブルプレーヤー となっている。このほかにも「テレビゲーム」「Windowsゲーム」「カーナビゲーション」などがよくランキングに入っている。 いずれも換金性の高い商品で、詐欺で狙われやすいジャンルだ。これらのジャンルでは詐欺が多いため、特に警戒する必要がある。詐欺を見抜く自信がない場合は、これらのジャンルでのオークション参加は避けたほうがいいだろう。 落札前2:評価をチェックする 出品者の評価をチェックするのは、オークションでの基本中の基本だ。ヤフーオークションを例に取ると、「非常によい」「悪い」などの評価を合計したポイント数が表示されている。 重要なのはポイント数ではなく、評価の中身だ。「悪い」がついている場合、どんなトラブルがあったのか、トラブルが起きたのは出品なのか落札なのか、といった点を確認しよう。トラブルが目立つようなら、取引はしないほうがいい。また「良い」という評価があっても、自作自演ではないかを確かめることも大切。複数のIDを使って、自作自演で「良い」という評価を作っている犯人もいるので注意したい。オークション終了直後に「良い」が付いている場合は自作自演の可能性がある。 落札前3:出品内容を確かめる 出品されている商品の画面をじっくり確かめる。以下のポイントに当てはまる場合は、警戒が必要。落札を避けたほうが無難だ。 ・商品画像がない、メーカーの商品写真を転用:商品の状態がわからないので危険。またメーカーのサイトの商品写真を使っている場合も、詐欺の危険性があるので注意したい。 ・発送までの期間が長い:前回の記事で紹介した自転車操業詐欺の可能性がある。2〜3週間かかるなどの商品は避けよう。 ・不当に安い:新品なのに極端に安い、中古でも相場より安い場合は危険。詐欺の可能性が高くなる。 ・期限が迫っている、緊急の落札を求めている:コンサートチケットによくある例だが、期限ギリギリの落札は、手元に届かない可能性がある。また出品者が急いでいる場合は、詐欺かもしれないので避けよう。 落札後は出品者の名前、口座番号を検索次は落札後の注意ポイントだ。落札後に届く出品者の情報をよく確かめて、問題がないと確認してからお金を振り込もう。 落札後1:相手の住所・氏名・電話番号をチェック ![]() ヤフーオークションの「受け取り後決済サービス」。出品者が対応していれば、匿名でも取引できるほか、商品到着後に決済可能。万が一の場合は落札者に商品代金を返金する
出品者・落札者との連絡は、できるだけ本人確認できる手段を利用する。ヤフーオークションであれば、メールではなく「取引ナビ」での連絡を勧めたい。メールによる繰上げ詐欺、次点詐欺を避けるためだ。 また相手が住所・氏名・電話番号を教えてくれるかどうかも大切だ。安全のために個人情報を伝えてこない出品者もいるが、その場合は代金を保証してくれるサービスに対応しているかをチェック。例えばヤフーオークションなら「受け取り後決済サービス」ならば、匿名でも安全に取引できる。 落札後2:氏名や口座番号をブラックリストで検索 振込先口座がブラックリストに掲載されていないか確かめる。ヤフーオークションでは「トラブル口座リスト」として、問題のある口座番号を掲載している。口座番号で検索して問題がないか確かめよう。ほかのオークションを利用している場合も、ヤフーオークションのトラブル口座リストをチェックしたい。 また相手の氏名、店舗名、会社名もヤフーやグーグルなどで検索しておこう。ブログや掲示板に書かれた事件例などに氏名や店舗名がないか確かめる。同様に住所も検索して、実在する住所なのかどうかを確かめたい。 落札後3:振り込み前に再度チェックする 代金の振り込み前に、上記のポイントをもう一度チェックしよう。相手のIDが停止・削除されていたらトラブルがある証拠。また評価も最新のものをチェックする。直近で「悪い」が付いている場合、ID乗っ取り詐欺の可能性がある。落札前は「良い」だけだったのに、突然「悪い」の評価が出てきた場合は、IDを不正に利用している可能性があるので、振り込みを見合わせよう。 トラブルが怖い場合は、決済サービス利用の出品者に限定このようにオークション詐欺を避けるには、複数のチェックポイントで判断する必要があり、初めての人には敷居が高いかもしれない。また警戒するのが面倒だ、と思う人もいるだろう。 そんな場合は、オークション運営サイトが用意している決済サービスを利用したい。例えばヤフーオークションでは「Yahoo!かんたん決済」「受け取り後決済サービス」がある。これらの決済なら、お互いに警戒することなく取引できるだろう。決済サービスに対応した出品者を選んで入札しよう。 オークションは珍しい商品を入手できたり、安く入手できるのが魅力だが、詐欺のリスクが常にある。取引・振り込みの前に、必ず上記のポイントを確かめ、詐欺にダマされないようにしたい。 (2009年2月27日 読売新聞)
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