岡山大は16日、新聞を教材にして授業を展開する運動(NIE)をテーマにした特別講座を開いた。教育学部以外の学生を対象にした教員免許取得の必修科目の一つで、高校教諭などを目指す学生約120人が新聞の活用法を学んだ。 講座は、県NIE推進協議会会長の小野擴男教授が担当している。この日は、日本新聞協会認定NIEアドバイザーで県立岡山城東高の畝岡睦実教諭が講師を務め、修学旅行前に、訪問先の地元紙を読んで事前学習を行うなど教育現場での実践事例などを紹介した。
その後、2人一組で16日付の読売新聞などから、台風12号関連の特集など興味を持った記事を切り抜き、その記事を選んだ理由や感想を述べ合いながら、物事の見方などを深めていった。畝岡教諭は「各紙を読み比べることで、情報を読み取る力もつく」などと話した。 受講した文学部2年、近藤祐磨さん(20)は「情報を読み取る力だけでなく、自分の意見を分かりやすくまとめる力もつく。将来、授業で活用してみたい」と興味を持っていた。