新聞の雑学
へぇーと驚く新聞の雑学を集めてみました。
読売の意味って?
読売の由来は江戸時代のかわら版(大小さまざまな木版刷り)売りを意味する「読み売り」に由来しています。昔のかわら版売りは、街中で起きた事件などをかわら版にして売るときに、町民に部分的に記事をおもしろおかしく“読んで”聞かせて、さらに詳しく知りたければかわら版を買うように!と言って“売って”いました。そこから、“読み”“売り”になったそうです。ちなみに、かわら版は粘土版に文字や絵を彫り、それを焼いて刷版としたり、木版を使ったりして、半紙などに印刷したものです。
新聞を作るのに、紙はどれくらい使うの?
新聞は巨大なトイレットペーパーのような長い紙をロール状に巻き取った新聞用紙(巻き取り紙)で作ります。1本の長さは13.7km、幅は162.6cm、重さは950kgもあります。紙の厚さは70µm(マイクロメートル)しかありません(1µmは1mmの1000分の1)。この巻き取り紙を、1日に約2,400本(読売新聞朝・夕刊)使って新聞を作っています。1日に使う巻き取り用紙を全部つなぎ合わせると32,880kmになり、地球の5分の4周以上の距離になります。
新聞紙の上下にあるギザギザは何?
新聞は1分間に800部から900部を刷るという高速輪転機で印刷されています。輪転機を回転させながら何十ページ分の重なった新聞を瞬時にスパッと切断するには、まっすぐな刃ではうまく切断できないので、ノコギリのようなギザギザな刃で切断しているのです。日本で輪転機を使うようになったのは大正以降のことで、その前は一枚一枚切った紙を平台活版印刷機に置いて刷っていたので、紙にギザギザはありません。
新聞の社会面をどうして「三面記事」と呼ぶの?
新聞ができた当初は、4ページしかなく、一面が広告、二面が政治と経済、三面が社会、四面が小説や文化記事といった構成になっていたのに由来しています。一面と四面は配達中に雨に濡れて読めなくなってしまう恐れがあったため、大事な記事は内側の二面と三面に書いたということです。
新聞の一面にある数字は何?
新聞の一面の上には「○○○○号」と数字が書いてあります。この数字はその新聞が第1号(創刊号)を出してから何号目の新聞かを表しています。
朝刊と夕刊は同じ号数になっているので、その数字を1年間の365日で割ってみると、その新聞が約何年間続いているかが分かります。
47524(号)÷365(日)=130.2・・・
→約130年間続いている新聞
同じ新聞でもページによって版数が違うのはどうして?
新聞は一日に何回も作りかえられます。何回目に印刷した新聞かを調べるには、紙面の枠の上に「○版」と書かれた版数を見ると分かります。最初に印刷されたものが“12版”、次が“13版”、最新のものは“14版”となっています。新しいニュースが入ると紙面の組みかえをして、印刷し直すので、版数の数字も増えていきます。新しいニュースが入らないページや特集記事、連載記事などが載っているページは、途中で記事を変えることがないので、最初に印刷された“12版”ということが多いです。