 |
 
東京都渋谷区の小学3年小椋照大(おぐらしょうだい)君(9)は、7月のサッカーの女子ワールドカップドイツ大会で初優勝し、日本中を沸かせた日本代表(なでしこジャパン)を取り上げた。
東日本大震災の被災地、岩手県出身の岩清水梓選手が試合終了後、「共に歩もう!東北魂」と書き込んだ日の丸の旗を広げてピッチを歩いたエピソードを切り抜き、「被災地の人たちも多分、ありがとうと言っていると思います」と感想を添えた。両親も「素晴らしいプレーありがとう」「日本人で良かった」とコメントを記した。 |
| |
 |
双子の兄弟で参加した千葉県流山市の小学6年、早川知希君(11)=写真上=と直希君(11)=同下=は発電所をテーマに選んだ。
知希君は、大手商社が被災地復興の足かがりに岩手、宮城、福島の3県に大規模な太陽光発電設備の建設を計画している記事を紹介。震災で打撃を受けた福島第一原子力発電所に関心を持つ直希君は、風力や地熱など原子力以外の発電手段の長所や短所をまとめた記事を集め、「危険なら、原発を減らして良いと思う」と話していた。母親の麻里子さん(48)は「これまで気付かなかった子どもの側面を知ることができた」と目を細めていた。 |
| |
 |
 
「大好きな賢治の詩が、被災者の心の支えになっているのがうれしかった」と話すのは、横浜市保土ヶ谷区の中学3年、武部桃香さん(14)。
被災地の避難所などで、岩手出身の詩人、宮沢賢治の代表作「雨ニモマケズ」を朗読する動きが著名人の間に広がっていることを伝える記事を切り抜いた。母親の有希江さん(45)も、思春期の娘の親の気持ちをユーモラスにつづった自作の詩「反抗期ニモマケズ」を寄せ、アクセントを添えた。 |
|
|
 |
 
茨城県取手市の小学3年長倉希空(のあ)さん(9)は、東日本大震災で被災し、営業を再開した福島県いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」の記事を選び、ここに「かなしみを乗りこえて」という印象深い見出しをつけた。
「海の生き物が好きなのでこの記事を選びました」という長倉さんは、全国の水族館からうちの魚を展示してくれという申し出があったという内容に「すごく良かった」と笑顔で話した。「記事に合った感想を書くところが難しかった。夏休みの自由研究ではもっといい物を作りたい」と意欲をみせた。 |
| |
 |
 
「冷たいタオルを首にまいてできるだけクーラーをつけないようにしている」と家での節電について語る、埼玉県新座市の小学4年、市村彩季(さき)さん(9)は、「最初は節電のことが気になり、もっと節電のことが知りたいと考えたが、そこから話を膨らませて『暑い夏』をテーマに選んだ」と話す。
スクラップ帳には、15%の節電について触れている漫画のほか、熱中症のイラストや、うちわが見直されている話、ラジオ体操の話、夏野菜のチゲ鍋の写真が貼られ、元気な夏の過ごし方を紹介するにぎやかな作りが目を引いた。 |
| |
 |
回転ずし店の広告を題材にしたのは、千葉県松戸市の中学1年、斉藤健治君(12)=写真=だ。たくさんの握りずしが並んだ写真を見て、「おいしそう。絶対にこれがいい」と選んだ。広告から、すしの写真を切り取り、別の広告と組み合わせて、女の子がすしを食べようとしているような構図。広告には、すしの材料の産地も記されていたため、別の記事に使われていた東日本の地図を貼り付けた。兄の中学2年、雄輝君(14)は「僕は食べたいけど、中には産地の放射能汚染が気になる人もいるかも」と話していた。 |
|