花粉症に苦しむ末続選手
イラスト=成田明也
北京五輪まで140日を切り、代表選考会を控える選手はいよいよ本番モードに突入しました。既に五輪切符をつかんだ選手は最後の調整に余念がないでしょう。「訪問博客」の記念すべき1回目は陸上選手からです。
ヨミウリ・オンライン「リベンジへの助走」の連載で紹介されている末続慎吾選手はオフィシャルサイトで、沖縄での合宿の様子を写真入りの日記で紹介しています。
どうやら花粉症がひどいようですね。選手たちは、ドーピング(禁止薬物使用)問題に気を配らなくてはならず、我々のような一般人のように、むやみに薬に頼れないから辛いことでしょう。「足が速くなったら治らないかな?」というセリフがいかにも走りを磨くアスリートらしいところです。
文章から察するところでは、沖縄の太陽の下で順調に調整が進んでいる感じですね。まずは春のシーズンの走りが楽しみです。
中国電力・坂口監督 初めて明かす心境
さて、五輪切符を既に手にしたのはマラソン代表男女6人。男子の尾方剛選手、佐藤敦之選手が所属する中国電力陸上競技部のランナーズ・ブログでは、坂口泰監督が「誰にも語ることができない4年間」と題して、その心境を明かしています。
4年前の代表発表の時には「食べ物が喉につかえてしかたがなかったものが、発表があったその日にはスーッとなおる、そんな経験をしました」とのこと。監督ご本人でなければ分からない心境でしょう。4年に1度しか開かれないオリンピックは、選手だけでなく、周りで支える人たちにとっても特別な場所なのです。
代表決定翌日のインタビューも掲載されています。2人とも悔しいことや、苦しいことを乗り越えての代表入り。その思いを胸に、北京五輪の本番の走りにつなげてほしいです。(メディア戦略局編集部・上堀慶)
(2008年3月28日 読売新聞)