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(19)観戦に最適の省エネ・バレー会場(上)現在日本ではオリンピック出場をかけた女子のバレーボール世界最終予選が行われています。そのバレーボール会場についてお伝えします。 バレーボールが行われるのは北京市西部にある「北京理工大学体育館」、そして「首都体育館」の2会場です。バレーボールのプレ北京五輪大会が行われた4月18日に、北京理工大学に行ってきました。 北京理工大は、IT企業などが集まる中関村にほど近い場所にある、中国の重点大学の一つで、理系の名門校です。もう一つの会場の「首都体育館」とは車で10分ほどの距離です。 省エネの効果高い建物緑が多いキャンパスの中に作られた体育館では、8月9日から24日にかけて五輪本大会の男女バレーボールが、9月7日から14日にはパラリンピックのゴールボール競技が行われます。 体育館は東門、北門からそれぞれ歩いて10分ほど。キャンパス敷地内のほぼ中央に新しく完成しました。青々とした芝生が広がる陸上トラックと並んで、円盤を組み合わせたような斬新な外見の体育館が現れました。中国人の建築家によるこの体育館は、環境に配慮した省エネの効果が高い建物です。 太陽の光に反射してキラキラ輝く屋根の素材は保温性に優れており、暖房費が抑えられるようになっています。また、防音効果があるので、雷雨など激しい雨が降っても、その音が試合会場に響かぬよう設計されているそうです。 また、五輪後は大学の施設として、式典や体育の授業などに使われることになっていますが、自然光がふんだんに入るので、照明をつける必要もほとんどないそうです。試合期間中は、ロビーの窓に厚いカーテンが引かれていました。 選手が身近な“こじんまり感”館内に入ると、「こじんまりとしているな」という印象を受けました。固定座席数は5000と少ないので、一番安いチケットの座席でも、選手を身近に感じられます。また、会場の左右には、それぞれ大画面スクリーンが設置されているので、得点経過や選手の表情なども、どの席からでも見ることができました。 ◇ ところで、12日に発生した四川大地震の被害が広がっています。国営・中国中央テレビでは、地震発生後から、毎日24時間、特別番組が放送され、救出状況などが詳しく伝えられています。 また義捐金の呼びかけが広く行われており、スポーツ界でも、北京五輪代表、陸上の劉翔選手は、コーチとともに50万元(750万円)を、水泳飛び込みの郭晶晶選手は10万元(約150万円)を募金したと伝えられています。 (2008年5月19日 読売新聞)
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