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(20)観戦に最適の省エネ・バレー会場(下)

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迫力のあるスパイク。ジャンプ力に脱帽です

 会場の立派さをお伝えしたバレーボールのプレ北京五輪大会ですが、試合も見ごたえがありました。海外チームの参加はなく、中国国内のクラブチームが総当たりで試合をし、男子は上海、遼寧、河南、八一のうち、八一(中国解放軍)が優勝に輝きました。

長身選手が多い男子チーム

 中国でバレーボールといえば、前回アテネ大会で金メダルに輝いた女子チームに、注目と人気が集まっています。男子チームは、残念ながら国内の注目度はいまひとつ。男子のオリンピック出場は1984年大会の1回のみで(8位)、以降、予選敗退という結果が続いています。ホスト国として出場する北京五輪では、ブラジル、ロシア、アメリカといった世界の強豪にどこまで対抗できるかが注目です。

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190センチを超える長身の選手がたくさんいます

 バレーボールは1895年、アメリカで始まり、中国には日本とほぼ同時期の20世紀初めに伝わりました。1950年代には旧ソ連のコーチによる強化がはかられ、その後、1996年に中国プロバレーボールリーグが設立されました。以降、毎年秋から春にかけてホームアンドアウェー方式でリーグ戦が行われており、2007−2008年シーズンの男子リーグでは、代表選手も多く在籍する上海チームが優勝しました。日本と同様、このプロリーグで活躍が認められた選手が代表メンバーに選出されています。

 以前、私は静岡県三島市の男子バレー、東レアローズの取材を担当していました。選手の皆さんは身長がとても高いので、腕を一生懸命伸ばし、マイクを向けてインタビューしていました。今大会に出場した中国人選手も、190センチを超える長身の選手が多く、高い打点から繰り出されるスパイクは非常に迫力があり、会場からも大きな拍手が起こっていました。

四川大地震で黙祷

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ボランティアの学生さんたちと(中央が筆者)

 四川大地震から1週間後の19日から21日は、地震発生時刻の午後2時28分に中国全土で3分間の黙祷が捧げられました。街中に車のクラクションやサイレンが鳴り響き、街行く人も足を止めていました。この3日間、中国のインターネットの画面はカラーから白黒に変わり、また映画や音楽を提供する娯楽サイトは休止しました。聖火リレーもこの3日間は休止しましたが、今後再開されるということです。

 北京五輪を前に、様々な問題、そして大災害が起こりましたが、本番まで3か月を切り、今後何事もなく大会を迎えられることを望みます。

 次回は首都体育館で行われた女子バレーボールのプレ五輪大会についてお伝えします。

2008年5月22日  読売新聞)
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