|
| トップ | ニュース | 日程 | ガイド | 企画・連載 | 写真特集 | ブログ | 読者投票 |
| 天気 | ショッピング | 雑誌 | 交通 | 写真 | 動画 | データベース | サイト案内 |
(51)ぬくもり感じたパラリンピック開幕式北京パラリンピックの開会式が6日夜、北京市の国家体育場(愛称:鳥の巣)で行われました。各国選手の入場行進やダイナミックなパフォーマンス、聖火の点火式など、ぬくもりが感じられる演出でした。 開会式は、北京五輪と同時刻の午後8時に始まりました。カウントダウンの花火が上がり、盛大なマーチの演奏とともに、12日間にわたる障害者スポーツの祭典のスタートです。今大会は、史上最多となる147の国・地域から約6500人の選手、役員が参加するとあって、入場行進は1時間半という長時間。前回アテネ大会に次ぎ、史上2番目に多い162人の選手団を送り込んだ日本は14番目に登場。義足の旗手、走り高跳びの鈴木徹選手(28)を先頭にスタジアムを行進しました。 午後9時45分ごろから、「生命」をテーマに約6000人が参加したパフォーマンスが披露されました。特に印象に残ったのは、次の3つの演目でした。耳の聞こえない女性320人による手話を取り入れたダンス、四川大地震で左足を失った少女を中心とするバレエ、そして少林寺学校の児童2000人が軽快な動きを見せた「フェスティバル」です。 優雅だった手話ダンス中国メディアの報道によると、手話を取り入れたダンスを披露した320人は、「身長160センチ以上で、踊りの基礎がある」といった条件をクリアした女性たちで、平均年齢は18歳。6月から北京で3か月間、休みなしの厳しい練習を続け、晴れの舞台を迎えました。耳が聞こえないため踊りの輪を取り囲むように50人ほど手話の先生が立ち、先生の踊りに従って音楽と合わせたダンスを披露しました。最初、「次は美女軍団の登場か」と思い、耳が聞こえない人たちだとは気づきませんでした。そう感じさせないないほどに、ダンスは音楽と調和し優雅だったのです。 奇跡の少女がバレリーナ「終わらないダンス」と題されたバレエのパフォーマンスでは、四川大地震で左足を失い、74時間ぶりに救出された“奇跡の少女”李月(11)さんがバレリーナを演じました。李月さんが、中国の男子トップバレーダンサー呂猛さんに高々と掲げられると、会場から大きな拍手が起きていました。少林寺学校の児童2000人による「フェスティバル」と名づけられたパフォーマンスも圧巻でした。河北省の少林寺学校に通う小学生が、奇抜な衣装をまとい、カエル、カモメ、カモ、パラリンピックのマスコット「福牛」を演じ、叫んだり、逆立ちをしたりと軽快な動きを見せてくれました。 その後、選手宣誓などが行われ、開会式はクライマックスの聖火点灯へ移りました。最終ランナーは、男子走り高跳びで3大会連続の金メダルを獲得した陸上選手の候斌さん(33)です。車いすをワイヤーでつられた候さんは、両腕でロープ引いて聖火台へ上っていきます。途中、肩で息をつく姿などが見られると「加油!(がんばれ)」の大声援が起こりました。 聖火が風になびいて熱くないのではとか、登りきれるのかなどと心配しましたが、無事に点火。2週間前の五輪閉会式で一度は炎が消えた聖火台に、再び中華料理のコンロのように火力めいっぱいの力強い聖火が燃え上がりました。 オリンピック公園に熱気が再びパラリンピックの開会式は、北京五輪の開会式のような力強さや、最先端の技術はありませんでしたが、温かみのある、手作り感にあふれた完成度の高いパフォーマンスが繰り広げられました。オリンピックが終了し、気が抜けた雰囲気が漂っていた北京の街ですが、この日のオリンピック公園には、これから始まるお祭りに期待を膨らませる人たちの熱気であふれていました。 北京パラリンピックは17日までの12日間、20種目が行われます。大会ではどんなドラマが生まれるのでしょうか、期待が膨らむ、そんな開会式でした。 (2008年9月8日 読売新聞)
|
北京五輪 コンテンツ |
| ▲この画面の上へ |
|
会社案内|
サイトポリシー|
個人情報|
著作権|
リンクポリシー|
お問い合わせ| YOMIURI ONLINE広告ガイド| 新聞広告ガイド| 気流・時事川柳(東京本社版)への投稿| 見出し、記事、写真の無断転載を禁じます Copyright © The Yomiuri Shimbun. |