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「生体パスポート」五輪で初導入へ…ロゲ会長

 国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長は29日、一部報道陣と電話で記者会見し、バンクーバー五輪のドーピング対策で、選手の血液成分などのデータを蓄積、異常な突出があった場合に陽性と判定する「生体パスポート」制度を、五輪史上初めて活用することを明らかにした。

 ロゲ会長は「冬季五輪最多の2000件の検査を行い、うち450件は血液検査を予定している。異常値が出れば、国際競技連盟が長期的に蓄積したデータと照合し、不正があったとみられれば、IOCの規律委員会を開く。(生体データのみに基づく)陽性判定が出る可能性もあると思う」と語った。スイス連邦裁判所は26日、同制度に基づき陽性判定を受けたスピードスケート女子のペヒシュタイン(独)の提訴を事実上退け、同制度の法的有効性を認める判断を示している。

2010年1月30日12時02分  読売新聞)
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