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    フィギュアスケート

    ジャンプ講座(上)禁じられたトリプルアクセル

     平昌五輪の開幕が9日に迫りました。数ある競技・種目のなかで人気が高いのが、「大会の華」とも言われるフィギュアスケートです。スピンやステップなど魅力的な要素はたくさんありますが、最も注目されるのは、何といってもジャンプでしょう。この講座では、いまさら人に聞けない基礎的なことから、他人に話したくなるエピソードまで、男女シングルのジャンプに関する「あれこれ」を3回にわたって紹介します。五輪観戦の参考にしてください。(読売新聞編集委員・三宅宏)

    ジャンプの比率は圧倒的に高い

    • 全日本選手権で優勝した宇野のフリー。ジャンプが総得点に占める割合は約38%だった(2018年12月24日、武藤要撮影)
      全日本選手権で優勝した宇野のフリー。ジャンプが総得点に占める割合は約38%だった(2018年12月24日、武藤要撮影)

     まず、「なぜ、ジャンプなのか」です。

     理由は明快で、現行ルールでは、ジャンプの存在が圧倒的な割合を占めるからです。

     たとえば、シニアの男子フリーでは、ジャンプ8回、スピン3回、ステップなどは2回と試技回数が定められていて、ジャンプの頻度が抜きん出ています(女子はジャンプ7回)。8回といっても、そのうち3回は連続ジャンプが認められ、さらにそのうちの1回は3連続ジャンプにすることができます。個別に分解すると、回数は12回にまで膨らむのです。

     当然、得点に占める割合も高くなります。

     昨年末の全日本・男子で優勝した宇野昌磨のフリーを見てみましょう。

     ジャンプで稼いだ得点は71.48点で、技術点(ほかにスピン、ステップなど)に占める割合は約76%にものぼります。主に表現力を審査するプログラム構成点を含めた総得点(186.47点)に占める割合でも約38%になります。

     トップ選手はステップやスピンでは差がつきにくいこともあり、大きな大会で勝つためには必然的に、ジャンプの重要性が高まるのです。

    2018年02月05日 09時30分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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    日本の獲得メダル 2 5 3
    国別メダル
    1 norノルウェー 9 9 8
    2 gerドイツ 9 5 4
    3 nedオランダ 6 5 2
    9 kor韓国 3 1 2
    10 jpn日本 2 5 3

    2/18 21:58

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