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    琵琶湖のプランクトン異変、食物連鎖に影響か

     滋賀県の琵琶湖で、植物プランクトンに異変が起きている。無色透明のバリアのような有機物で覆われた種類のほか、個体が大きい外来種が近年、増加。いずれもミジンコなどの動物プランクトンが捕食できないサイズで、動物プランクトンが減れば湖魚を含む食物連鎖が崩れる恐れがあり、県が影響調査を進めている。

     無色透明の有機物は「粘質しょう」と呼ばれ、植物プランクトンが自ら作り出している。水質の急激な変化の影響を受けにくくする自衛手段と考えられるという。一つ一つは目に見えないほど小さいが、県琵琶湖環境科学研究センターによると、2000年代に入った頃から確認され始めた。

     また、3~4年前からは、琵琶湖の一般的な植物プランクトンの本体より数十倍の大きさがある豪州の植物プランクトンも確認されるようになった。

    2017年04月19日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    
    大阪本社社会部から
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