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    3空港懇再開へ 伊丹・神戸運用緩和検討

     2005年に「関西3空港懇談会」で合意した大阪(伊丹)空港と神戸空港の運用規制の緩和に向けた議論が近く、始まる見通しとなった。両空港に課せられた発着回数などの制限が緩和され、関西国際空港を含む3空港のあり方が見直される可能性がある。

     3空港懇の座長を務める関西経済連合会の松本正義会長が読売新聞のインタビューに「安全と環境を第一に、可能な範囲で規制を緩和したらいい」と述べ、3空港懇で議論したいとの考えを示した。

     地元自治体や経済界、国で構成する3空港懇は神戸空港の開港(06年)を控え、利用が低迷していた関空の活性化策として、伊丹と神戸は国内線に限定し、深夜は発着させないことなどで合意した。3空港懇は10年以降、開かれておらず、現在も規制が続いている。

     神戸空港は運営権の売却手続き中で、関空と伊丹を運営する関西エアポートなどが18年4月以降の運営を担う見通しだ。訪日観光客の増加も踏まえ、松本氏は「関西エアポートは3空港の有効活用を考えていくだろう。意見を聞かなければならない」と強調した。

     議論の再開時期は「神戸の運営権売却が終わった後」としており、売却の基本協定が結ばれる今年8月以降とみられる。

    2017年07月13日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    
    大阪本社社会部から
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