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    「灘五郷」をブランド化…国税庁が指定へ

     国税庁は、兵庫県にある日本有数の酒どころ「灘五郷」を、地域ブランドとして保護する「地理的表示(GI)制度」の対象に指定する方針を決めた。日本酒の産地では「白山」(石川県)、「山形」(山形県)に次いで3例目。同庁は市民意見の募集を経て、7月にも正式に指定する。

     GIは、地域の酒類や農産品の品質を保証する制度で、一定条件を満たした商品が産地名を独占的に名乗ることができる。酒類はワインの「山梨」(山梨県)や焼酎の「薩摩」(鹿児島県)なども指定されている。

     30社近くの清酒会社が集まる灘五郷は、神戸市(灘、東灘両区)から西宮市にかけた瀬戸内沿いの西郷、御影郷、魚崎郷、西宮郷、今津郷の総称。国税庁が、灘五郷酒造協同組合(神戸市)から指定要請を受けて審査し、水がミネラルを適度に含んでいることや、冬の寒風「六甲おろし」がもたらす「後味の切れの良い酒質」などが評価された。 

    2018年05月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    
    大阪本社社会部から
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