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学歴・年収より大切なもの


 価値観――結婚相手となった人の決め手を聞くと、よく出てくるキーワードです。この一見捉えどころのない価値観を元にお相手探しをする新しい婚活がはじまっています。 

条件だけでは判断できない

  • 感性がぴったり合っていて、どんな時でも相手を思いやれる
  • 価値観が似ていて、嫌だと思うところが見つからない相手
  • 日常のちょっとしたことで価値観が合うと感じた
  • 何となく波長が合うところ
  • テレビを見ていて同じところで笑える。ツボが同じ
  • 趣味や考え方、人柄など共通点が多く気を遣わずに済む

 これは結婚相手紹介サービスのツヴァイで出会って結婚したカップルに聞いた、結婚相手を選んだ理由の代表的なものです。マッチングによる紹介や会員誌上での出会いの場、パーティなど、会員同士の出会い方にもさまざまな形がありますが、多くの人に共通するのが、結婚を決めた最大の理由が上にあげたような感性や波長、価値観や考え方などの相性がピッタリ合ったということです。

 結婚相手紹介サービスの場合、入会直後のカウンセリング時に申告する結婚相手への条件がマッチングの基本になっているはず。条件とは、例えば、年齢、学歴や年収、職業、居住地、細かいことまでいえば、喫煙するかどうかや相手の身長といったことなどです。かなり細かい条件設定をした上での婚活にもかかわらず、結婚の最終的な決め手となるのは、条件が一致するかどうかではないのです。

 つまり、条件だけでは測れない何かが、パートナー探しでは最も重要であり、条件設定は出会いの入口に過ぎないというわけです。この最も重要な何かが価値観だとツヴァイでは考えています。こうした"条件優先から価値観優先のお相手選びへ"という流れは、近年の結婚観の大きな変化のひとつといえるでしょう。特に東日本大震災後は、その傾向により拍車がかかっているように感じられます。

「生き物を大切にする人」が探せる価値観マッチング

 ツヴァイではこうした結婚観の変化にいち早く着目して、価値観という基準でマッチングするサービスに取り組んでいます。結婚にまつわる32項目のテーマについて回答した結果から、それぞれの価値観が診断され、それを元に相性がチェックできるというものです。利用者のB子さん(32歳)のケースで見てみましょう。

 B子さんは大の愛犬家。実家で3匹のミニチュアダックスフントを溺愛しながら暮らしています。結婚したら、新居でも犬を飼うことを希望しており、住宅事情によりすぐに飼うことが無理だとしても、動物に対する愛情を自然に持てる人とでなければ、長い人生をともにやっていけないと感じています。

 これまでは紹介されたり、写真やプロフィルを見ていいかなと思った人と会ってみたりしましたが、実際に話をしてみると犬好きでないか、嫌いとまではいかなくてもあまり関心がない人ばかり。次のステップに進むような出会いはなかなかありませんでした。

 ツヴァイの価値観マッチングの中には、「自然や生き物とのふれあい」に関する価値観を測る項目が含まれていて、その部分の回答結果をみるだけでも、B子さんが求める"動物好きかどうか"という最低限の価値観チェックはできるというわけです。

 B子さんはこの価値観マッチングのおかげで、わざわざ会ってから動物好きかどうか探りを入れる必要もなく、安心して愛犬の話で盛り上がれるようになったといいます。もちろん動物好きであれば誰でもいいわけではありませんが、B子さんにとって大切な共通項を探る手助けになり、関係を深める第一歩をクリアしやすくなったと言えるでしょう。

 B子さんのケースはかなりシンプルな例としてあげましたが、無数にある価値観のうちツヴァイが独自に絞り込んだ32の重要なテーマを複合的にとらえて、価値観や相性が診断されますので、たとえば「結婚してもそれぞれの趣味や時間を尊重しあえる人かどうか」とか、「お互いの友人やご近所など周囲の人との関係を大事にしながら生活したい人かどうか」とか、これまでなら数回会ってみて、かなり親密になってからしか判断しようのないような考え方なども確かめることができるのです。

 これまで多くの人が実際に会ってから漠然と行なってきた価値観のアンテナによる最終的なお相手選び。その代わりに価値観マッチングを活用すれば、はじめから自分に合った人をある程度絞ることができるので、ゴールインまでの道のりが少し近道になるかもしれません。

しあわせレッスン46


価値観で相手を見極めるという視点を持ってみよう。

データで見る婚活

大手結婚相談所・結婚紹介所に1ヶ月にかけられる金額(1円もかけたくない人は除く)


グラフ

1万円未満という人が全体の8割を占めています。

ツヴァイ提供)

このストーリーは、結婚相手紹介サービスツヴァイの協力を得て構成しました。
2012年2月21日  読売新聞)


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(2012年5月22日)[全文へ]

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