熱くて濃い外湯ざんまい…野沢温泉
スタンプラリーにのせられて
人生の隠し湯を求めて「湯めぐり ひなび旅」、今回は長野県の野沢温泉のご紹介です。
この秋はなりわいに
こういった日々が長く続くと、不思議と熱い湯をたくさんこなしたくなります。正統派の外湯めぐり−−たとえば今回ご紹介する野沢温泉。長野の北部、火山・毛無山のふもとに広がる湯の里へまいります。
もう6年前の秋、ひとつの宿に陣どって、あちこちの共同湯を訪ねました。野沢の熱く濃い湯は、なかなか入りにくかったのですが、観光協会がやっている外湯スタンプラリー「集印めぐり」にのせられて、あちこちの湯に「えい、ままよ」と入るにつれ、次第に慣れ、ザブンザブンとかせぎまくりました。後にも先にも、熱く濃い湯にこれほどつかりまくったことはありません。
旅ごころくすぐる十二神将
野沢には13の外湯があり、観光客に開放されています。それぞれの外湯は周辺の地域の皆さんが「湯仲間」という制度を作って管理されています。入浴時にはぜひ寸志を……!
源泉は30ほどもあり、おおむね弱アルカリ性の天然温泉。各外湯は湯温、pHもまちまちで、その個性を信仰に結びつけ、中心的存在の外湯「大湯」には薬師如来を、その他の12の外湯に十二神将を1体ずつおまつりしてあります。このあたりが実に旅ごころをくすぐるギミックなのです。
このときは、いわばベースキャンプを決めて、そこを足場に外湯めぐりをする定着式合宿。ベースになる宿のお湯にもこだわりたいもの。野沢の象徴、
ここで麻釜の解説をすこし。とりわけ高温な源泉をまず湯だまりにして、湯けむりがもうもうとあがるなか、山菜や野菜を
さて、旅装を解き浴衣に着替えたら、下駄を鳴らして外湯めぐりに出発です。
![]() 奇勝、麻釜は湯温90度。ここでゆでた野菜をいただく
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![]() 野沢温泉外湯のフラッグシップ「大湯」
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![]() 建て替えられる前の「真湯」。湯治客が絶えない
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![]() 街角にはほこらがあって十二神将をまつってある
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