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まるでジャングル散策…両生爬虫類館「ビバリウム」

自然の一部をまるごと再現

館内は緑が多く気持ちいい空間

 地球上に人類が現れるよりずーっと昔、水中から陸に上がって長い間栄え、今もなお絶えることなく地球の仲間として私たちと共に生きる両生爬虫類。

 「両生爬虫類は、うす暗くてジメジメとした密林にひっそりと暮らす生き物」。そんなイメージを持つ人に、ぜひ立ち寄っていただきたいのが「ビバリウム」です。館内はガラスにおおわれた斬新なデザインで、一歩足を踏み入れると内部にはさまざまな植物が生い茂り、まるで常夏のジャングル。きっと、みなさんのイメージが一転するはずです!

昼下がり、ニシアフリカコガタワニは眠そう

 展示槽では古代魚やカエル、カメやイモリ、トカゲやヘビ、ワニやオオサンショウウオが優しくみなさんを出迎えます。ときには鳥たちが頭上を飛び交い、進化の過程である「水中から陸へ、そして空へ」というイメージを感じ取れるでしょう。都会にいることさえ忘れてしまうほど印象的な光景です。

「サラダランチ」を食べるガラパゴスゾウガメ

 ビバリウムの最大の特徴は、自然の一部分を切り取ってきたかのような「生態展示」。さんさんと降り注ぐ太陽の光と木漏れ日の下で、自然環境そのままに生き生きと暮らす動物たちの様子をみることができます。

勇気を出せば、ハマるかも?

マダガスカルヒルヤモリの瞳は100万ボルト!?

 ビバリウムでは約150種、650点余りの両生爬虫類を飼育しています。展示動物は状況により変わることがありますが、なじみの深いアオダイショウをはじめ、珍しく貴重なガラパゴスゾウガメやチュウゴクワニトカゲにも会えるかもしれません。

たそがれている(?)モリアオガエル

 両生爬虫類を苦手とする人も少なくないようですが、この冬、勇気を出してビバリウムへ一歩、足を踏み込んでみませんか? つぶらな瞳と100万ボルトの熱視線……。彼らと目が合った瞬間、みなさんは両生爬虫類に恋してしまうかもしれませんよ。

(上野動物園 両生爬虫類館 飼育展示係 伊東二三夫)


上野動物園公式ホームページ
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/

2011年11月30日  読売新聞)


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(2012年5月22日)[全文へ]

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