必要な辞書を追加する辞書アプリ「デ辞蔵」
スマートフォンに辞書を入れておくと、どこでも手軽に調べ物ができ重宝する。辞書は単体のアプリも多数販売されているが、必要な辞書を購入し、まとめて利用できる「デ辞蔵」がお勧めだ。(小野均)
- ポイント
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- 必要な辞書のみを追加購入できる。
- 一つのキーワードで複数の辞書を串刺し検索できる。
- ダウンロードした辞書はオフラインでも使える。
無料の辞書が付属
「デ辞蔵」には、無料で利用できる辞書があらかじめ用意されている。
iPhoneの場合は、三省堂の「デイリーコンサイス国語/英和/和英辞典」と、インターネット百科事典の「日本語ウィキペディア」を利用できる。ただし、4つの辞書はすべてインターネット上の辞書情報を参照するため、利用時はインターネット接続が必須だ。
一方、Androidスマートフォンの場合は、90日間無料で使用できる大修館書店の「ジーニアス和英/英和辞典MX」「明鏡国語辞典MX」と、「日本語ウィキペディア」が利用できる。「ジーニアス和英/英和辞典MX」と「明鏡国語辞典MX」については、はじめにダウンロード作業が必要だが、ダウンロード後はインターネットに接続していないオフライン状態でも利用できる。
辞書の基本的な使い方
「デ辞蔵」を起動すると、利用できる辞書が一覧表示されるので、使いたい辞書をタップ。あとは、調べたい語句を入力して検索すればいい。該当の語句が見つかると一覧表示され、タップすると詳細な情報を参照できる。
また、「デ辞蔵」が便利なのは、一つのキーワードで複数の辞書を横断的に串刺し検索できる機能だ。その都度辞書を切り替えることなく、幅広い対象から知りたい情報を調べられる。検索結果は履歴に残り、「しおり」に登録することも可能だ。
Androidスマートフォンの場合、調べたい語句をキーボードから入力するのではなく、マイクに向かってしゃべるだけの音声検索に対応。音声の認識精度も高く、快適に調べ物ができる。
一方、iPhone用のアプリには「シャッフル」という独自機能がある。これは、辞書内の語句をランダムに表示する機能だ(辞書の指定も可能)。iPhoneの本体を左右に振れば次々と語句が表示されるので、知識を増やしたいとき、あるいは単語学習などに使うと便利だろう。
辞書を追加購入する
辞書は、iPhoneなら29種類、Androidスマートフォンは24種類から選んで購入できる。
国語、和英/英和辞典のほか、故事ことわざ・慣用句辞典、漢字辞典、薬の辞典、医学大辞典、法律用語辞典、パソコン用語事典、現代用語の基礎知識、ひとり歩きの会話集 中国語/英語/韓国語など、品揃えは豊富だ。
価格は、450円〜4800円と辞書によって異なるが、中心価格帯は2000円前後。電子辞書専用の端末が2〜3万円程度なので、電子辞書を購入するより割安だし、スマートフォンを利用すると持ち歩く端末の数も減らせる。
辞書の購入は、iPhone、Androidスマートフォンともアプリから「ストア」のページを開いて行う。いわゆるアプリ内課金と呼ぶ方法で、決済はiPhoneなら「AppStore」、Androidスマートフォンは「Androidマーケット」から有料アプリを購入するのと同様だ。それぞれ、登録のクレジットカードで決済される。
調べ物はインターネット検索で事足りることも多いが、辞書アプリのメリットは調べる内容に合わせて専門の辞書を使える点と、インターネットに接続していない状態でも使える点にある。まずは無料で使える辞書で、使い勝手を試してみよう。

| プロフィール | |
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小野 均 (おの・ひとし)
テクニカルライター。インターネットや新聞、パソコン雑誌などでパソコンやソフト、周辺機器の操作方法を解説。ヨミウリ・オンラインで「超モバイル活用」「若葉マークのデジタル塾」を連載中。
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