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どの写真も、「一生懸命撮った」という感じが伝わってきて、審査委員たちは選考に苦労した。
報道部門は、実際の紙面にどれだけ貢献できたかも加味して審査した。上位入賞作品はニュースセンスが素晴らしい。新聞社としても大切な情報源だろう。
テーマ部門・一般の部のテーマは、「感動の瞬間(とき)」。感動しながら撮っているものが多く、内容が充実していた。撮影者に感動がないと「独りよがり」の写真になる。そこが成否の分かれ目だ。
高校生の部では、毎年モノクロで出品していた常連校がカラーで応募してくるなど、時代が変わったという印象を受けた。高校生は、被写体を探すのに手いっぱいになってしまう場合があるが、テーマに「燃える」ことが、いい写真を撮るコツだと覚えてほしい。
デジタル部門は、画像処理をするために構成を考えたような本末転倒な作品がまた増えてきた。その中で大賞受賞作は、「考えが先で、処理は後」といううまさがあり、作品としての魅力が表現されている。
ファミリー部門は、見るからにほのぼのした写真が多数出品されてきた。大賞受賞作は、驚いた表情をうまくとらえ、テーマ部門・一般の部でも上位入賞できる作品だ。
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