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全体的にレベルが上がっているだけに、何を表現するかが勝負の分かれ目になる。撮る側の発見や感動、驚きが見事に写し出された作品が上位に選ばれた。
報道部門では、紙面への貢献度が重視された。チャンスを逃さず、写真に収めることは難しい。能登半島地震で倒壊した寺の写真は、自然のエネルギーのすごさ、人間が作った物のもろさが伝わってきた。時が過ぎても心を打たれる作品だ。
「ゆかいな仲間」がテーマとなったテーマ部門・一般の部は、バラエティーに富んだ写真が集まり、甲乙つけがたかった。一つ抜け出すには、自分の計算をはみ出したハプニングをとらえることも大切だろう。
高校生の部は応募数が増えた。写真を撮ることは社会との絆(きずな)を築くことでもあり、喜ばしい。技術も内容も優れているが、粗削りでも若さのある作品がもっとあってもよかった。
デジタルアート部門では、時代を感じさせる風刺、すっきりした画面構成の作品が高い評価を得た。
ファミリー部門は、季節や人生のドラマを感じさせる完成度の高い作品が集まっている。その中でも、上位に入った作品は、撮影する側の演出やアイデアがパーフェクトな形で成功した力作と言える。
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