
| 第32回よみうり写真大賞 2010年 高校生部門 自由の部 |
2席 「出現」 県立南部工高3年 大城伊智子 沖縄県
| 選評 大石芳野氏 もっと没頭して |
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横たわる少女の顔には、青春のさまざまな悩みを内に抱えながらも前向きに、力強く笑って生きて行こうとする、芯の強さが表現されている。大賞作品「ひかるに魅せられて」を、あえて3枚組みで構成したアイデアにも作者の才能、将来性を強く感じた。
1席の「生きがい」は、おじいちゃんの趣味を上手に引き出している。カラオケのシーンは、トロフィーなど中央に目立つものがあるが、左端のおじいちゃんのところに必ず目がいく。作者の持ち味が出ている作品だ。「只今、充電中」は、日常的に忙しい今の高校生の状況を演出し、1枚に収めた。黒い制服に黒い背景だが、上手な暗室作業で雰囲気を生かして仕上げた。
2席「ばあちゃん家」。ダルマストーブ、つないでいる手、時計でほのぼのとした雰囲気を演出し、時代、歳月の経過を感じた。「出現」は、鏡を利用した斬新な演出で、虚と実をない交ぜにしている作者の狙いが成功した。「スコーピオン成功!」は印象的な男の子の表情、思い思いの言葉を書いた腕の組み方を巧みなフレーミングで、若者の汗を感じる作品に仕上げた。
応募作品を通して、若いパワーをもらった。しかし、取り組みにもの足りなさを感じた。もったいない。もっと自分の世界に没頭し、突進していってほしい。
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| 【高校生部門 自由の部】入選者(敬称略) |
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◇入選 柳沢悠人(栃木)今井健太(群馬)池田優美(東京)佐藤友美(愛知)山下祐右(兵庫)浜尾昂史(鳥取)横山友美(島根)中川優作(広島)渡辺真友(熊本)金城華陽(沖縄)
◇佳作 永谷かのこ(青森)工藤彩乃(岩手)槻舘知香(同)千葉さつき(宮城)奈須詩織(群馬)関口裕香(埼玉)荒牧里佳(千葉)林元喜(同)臼井悠大(神奈川)八木元春(新潟)嶋田大悟(山梨)市瀬侑美(長野)平康美月(大阪)山本祐大(兵庫)作野淳紀(島根)末藤佑理(広島)今泉正博(愛媛)帖地洸平(福岡)岡部優(長崎)長浜みさき(沖縄)
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