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今回はオーソドックスな良さを持った写真の他に、これからの写真の匂いがする数葉に出会うことが出来たのはうれしい喜びでした。大賞の「天からの贈り物」は雨上がりの路地のうれしい情景がとらえられています。虹の空を大きく取り込み、それに向かって走っているかに見える子供が未来的で気分壮快な空間を見せてくれました。
1席「戯れ」。揚げる前の大だこの下で、大人の目を盗んで遊ぶやんちゃな子供がいい。「母さんと競技」天気に恵まれた母子の運動会は、おおわらわで笑顔いっぱい。
2席「遠くに見えるのは…」おかっぱ頭の少女の憂いに満ちた瞳と立ち姿が、焦点深度の浅さで効果的になった。「高鳴る鼓動」は選手を応援する人々から逆に感動をもらって、感謝しながらのゴールが素晴しい。「抱擁」だけが唯一クローズアップの写真。動物と人間の交流を、周りの状況を排除し、キリンの目と優しく添えた手で表現。お見事。
写真はどんなに頑張っても、ある部分しか写せません。最小を述べつつ、最大を感じさせる事が出来れば最高です。今回の上位作品には写真に対する直向(ひたむき)さを感じました。
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