
【選評】素晴らしい構成 読売写真大賞事務局長 横山聡 |
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夕方、堤防で釣りをする男性を撮った「釣り人」は、さおとクレーンがシルエットで並び、画面構成が素晴らしい作品です。太陽と人物の配置が計算されています。
広角レンズで撮り、黄色い帽子が画面から飛び出しそうな勢いがある「節分の日」。手前の帽子には誰かが入れてくれた福豆がありました。
子供の成長を心から待っている気持ちが伝わってくる「春よ来い!小春日和」は、おやつに伸びる赤ちゃんのかわいい手のアップです。もう少しで指が届きそうな瞬間をとらえています。
光をうまくとらえたのは「初めての“なわとび”」。逆光の中で揺れる髪をうまく表現して、写真が立体的になり動きが出ました。「通学路」も光の具合がとても柔らかく、牧歌的な情景です。
「除雪に一役」、「揚がったよ〜」はいずれも表情が素晴らしい。汗だくのおばあさんからは元気のおすそ分けをいただけそうです。たこ揚げに興じる子供たちの写真からは、風の音まで聞こえてきそうです。表情が持つ力に、見る者は引き込まれます。
次回は「春」。力作をお待ちしています。(読売写真大賞事務局長・横山聡)

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