
【選評】寒くても、暖かそう 大阪本社写真部 奥村啓治 |
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京都・知恩院で行われた成人祝賀式。晴れ着姿の女性たちがカーネーションを手にして華やかです。降り続く雪が、人生の節目となる日を効果的に演出してくれました。
遊びに夢中な子どもの一瞬をとらえた作品もそろいました。「たこ揚げ」は、少女の操るたこが冬空を高く舞い、富士山を見下ろしてしまうほど。「いくつ積めるかな?」は、手のひらより大きなリンゴを積み上げる幼女の自慢げな笑顔が印象的です。「波までとどけー」は、「靴をぬらさないで」とお父さんに言われた少女が、手の代わりに懸命に棒を伸ばしています。
豪雪に見舞われた金沢。「カーブミラー」は、雪の中からのぞくミラーに友人と2人で映り込み、アクセントをつけました。「あーんしなさい」は、孫より大きく口を開けたおじいちゃんとおばあちゃんの表情が愉快です。
寒さに凍える野球少年たちの「試合開始待ち」。試合は中止でしたが、次は元気なプレーを見せてくれるかな。体を寄せ合って暖をとるニホンザルの「顔・顔・顔…」。抱かれた子ザルは愛情ももらって暖かそうですね。
次回のテーマは「春」。東日本大震災は甚大な被害をもたらしましたが、被災地にも暖かな春が訪れることでしょう。被災者の皆さんを元気づけるような作品をお待ちしています。(大阪本社写真部 奥村啓治)

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