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風景写真コンテスト 2009受賞作品  
よみうり風景写真コンテスト2009

 「心の風景を撮ろう」をテーマにした「よみうり風景写真コンテスト2009」(読売新聞社主催)の上位入賞6作品を含む入選作品200点が決まった。コンテストも10回目を迎え、応募総数は1万2350点。すべての入選作品をまとめた写真集が全国書店で25日に発売される。(敬称略)

グランプリ
写真
「窓彩」
井上行雄 69
(神戸市)=神戸YPC会員
フジフイルム賞
写真
「ダイヤモンド富士」
町田満 60
(埼玉県日高市)
休暇村協会賞
写真
「火祭り」
楠本富浩 71
(和歌山県白浜町)
JA全農賞
写真
「もうすぐ夏休み」
山本洋子 41
(新潟県三条市)=新潟YPC会員
キタムラグループ賞
写真
「爽秋の高原」
鈴木彦三 67
(福島市)
厚生年金事業振興団賞
写真
「早春の浅間山」
須藤東二 66
(前橋市)

感性と感動写し込んで 総評・田沼武能

 応募作品のレベルが上がって質が平均化し、選ぶ側としては審査が難しくなってきた。

 「こころの風景」の特徴として、例年、生活感のある風景が主流で、いわゆる自然のままの風景が今回は少なかった。ぜひ、「純風景」もたくさん応募してもらいたい。

 入選した作品は、プリントの美しいものが多かった。これは、自分の作品に対してのこだわりが強いということだ。審査員は応募されたプリントで判定する。

 また、自分のアイデアで人物を演出して撮ったものが多く見られた。大切なのは、被写体と撮影者の心の通い合いだ。単に画面のバランスのために人物を配置しただけでは、どこか不自然さが感じられる写真になり、画面から感動が伝わってこない。常に新しい視点で本人の感性と感動が写し込まれた作品かどうかが審査基準となる。

 写真愛好家のみなさんには、写真で人生を楽しんでもらいたい。賞を取るためだけに写真を撮ると、作品に人間味が出ない。自分の作品に込めた感動が審査員に伝わったかどうか、わくわくしながら待つのもまた、楽しいではないか。

審査委員(敬称略)

田沼武能(写真家・日本写真家協会会長) 三好和義(写真家) 池田正一(読売新聞東京本社写真部長)

主催 読売新聞社
後援  (財)厚生年金事業振興団 (財)休暇村協会
特別協力 カメラのキタムラ
特別協賛 富士フイルム(株)
協賛 全国農業協同組合連合会(JA全農)

入選作品200点を掲載した写真集「こころの風景」が25日発売。問い合わせは、中央公論新社 販売部((電)03・3563・1431)まで。

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