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風景写真コンテスト 2010受賞作品  
よみうり風景写真コンテスト2010

 「心の風景を撮ろう」をテーマにした「よみうり風景写真コンテスト2010」(読売新聞社主催)の上位5作品を含む入賞作品200点が決まった。応募総数は1万2020点。
 すべての入賞作品をまとめた写真集が全国書店で26日に発売される。(敬称略)

グランプリ
写真
「春をよぶ野焼き」
岡田加代子 75
(高知市)
フジフイルム賞
写真
「獅子と千輪」
山際実 69
(和歌山県新宮市)
休暇村協会賞
写真
「阿蘇谷の朝」
松村和義 58
(熊本市)
JA全農賞
写真
「稔りの季節」
新田幸雄 48
(千葉県八街市)
カメラのキタムラ賞
写真
「大漁」
牧元晴美 65
(千葉県茂原市)=千葉YPC会員

一歩先の感性で狙おう 総評・田沼武能

 最初は玉石混交の感じがしたが最終的に選ばれた作品は素晴らしいものばかりだ。

 本コンテストは入賞作品が写真集になるので、その情報を基に傾向を考え、作品作りに励む方も多いと思うが、過去にグランプリ輝いたような作品を出してもおそらく上位には選ばれない。『2番手』は写真としてきれいに撮れても、「まねができた」というだけで内容が無いからだ。やはり自分の感性で新しい被写体を発見した喜び、その感動を写真にする努力が集積して傑作は生まれるのだ。選者としても「今年はどんな写真が出てくるかな」と期待と喜びを感じながら選んでいる。最終的にその年々で見るものに素晴らしい感動を与える「こころの風景」がグランプリに選ばれる。

 例えば、ドラマチックな写真を撮ろうとすると朝焼け、夕焼けが多くなるが、もう一歩先の感性で狙うのも手だ。大陸と違って島国である日本は自然と人間との結びつきが強い。どこに行っても里山的な風景がありドラマがある。それを感じながら撮るというのが日本の風景写真の特徴だ。

審査委員 田沼武能(写真家・日本写真家協会会長) 三好和義(写真家) 池田正一(読売新聞東京本社写真部長)
主催 読売新聞社
後援  (財)休暇村協会
特別協力 カメラのキタムラ
特別協賛 富士フイルム(株) 全国農業協同組合連合会(JA全農)

入賞作品掲載写真集発売
 入賞作品とその撮影場所などを紹介した写真集「こころの風景」は全国書店、カメラのキタムラ(お客様なんでも相談室(電)050・3116・8888)で発売される。問い合わせは、中央公論新社販売部((電)03・3563・1431)まで。

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