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    第37回

    ファミリー部門 春の部 優秀賞

    「春色」

    三浦美佳子さん 46 山口県下松市

    「やったー、一番のり」

    丹羽賢一さん 39 仙台市

    「12回目の春」

    山川幹子さん 42 東京都文京区

    「空飛ぶ帽子」

    平本貴範さん 37 京都市

    「あそべよとまれ」

    忽那博史さん 45 さいたま市

    「シャボン玉の魔術師」

    石田めぐみさん 34 北海道北広島市

    「島に別れ」

    金子昌暉さん 74 熊本県宇土市

    「涙のそつえんしき」

    浜田和恵さん 30 山口県宇部市

    はつらつ子供の春 選評

     今回の優秀賞は30、40歳代の作品が7点も占めました。従来の発想にとらわれない、斬新なアングルが目を引きます。

     春の主役は子供たち。しだれ桜で有名な公園に、今年も家族3人で訪れ、父と手をつなぐ娘の笑顔に「春色」を感じた母。「やったー、一番のり」と、教室に飛び込んだ我が子を歓迎していたのは、黒板に飾られた「にゅうがくおめでとう」の10文字でした。「12回目の春」は、ひな人形の「コマ撮り動画」に夢中の娘を上からパチリ。成長する子供を写真に残しておきたいとの思いがそれぞれの作品から伝わってきます。

     一瞬の出来事をとらえた「空飛ぶ帽子」。ブランコをこぐ娘の帽子が突然飛んだ瞬間、とっさにノーファインダーで撮影、見事に帽子を写しました。ぽかぽか陽気に誘われて舞うチョウを捕まえようとする猫の「あそべよとまれ」は、散歩中に見つけた一コマです。「シャボン玉の魔術師」は、長女が作った大きなシャボン玉が空に放たれるのを狙った1枚。思い通りの出来になったそうです。

     別れの春もありました。3月末、「島に別れ」を告げる離島の先生たち。その視線の先には、見送る教え子や島の人たちの姿がありました。感極まってこぼれた「涙のそつえんしき」、門出を春の光が優しく包みました。

     次回は「夏」。多数の作品をお待ちしています。

     (写真部次長(西部) 中山浩次)

    2015年06月28日 12時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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