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    第38回

    総評 技術極まり内容勝負…田沼武能

     「撮影技術」のレベルがカメラ性能と相まって、もはや頂点に達しつつあるとも思える昨今。作品はやはり「内容で勝負」という結果となった。

     優秀な作品が並ぶ中で頭角を現すのは、被写体の選び方と表現の仕方に秀でた作品だ。ニュース写真では、昔と違い、現場の近くにいる人が臆せずに写真を撮り、すぐさまSNSなどに投稿する。そうすることで現実的な生の写真が活躍するようになった。もはや傍観者ではなく、誰もがその瞬間を記録し、後世に残すカメラマンだと言える。

     上位に選ばれた作品は、とっさに写真を撮ることだけではなく、それに加えて、写真への日頃の努力が実った作品だった。

    審査委員

     安珠、田沼武能、三好和義(以上写真家)山本一力(作家)吉村秀男(読売新聞東京本社編集局次長兼写真部長)、土屋功(大阪本社写真部長)、小林寛(西部本社写真部長)

     第38回よみうり写真大賞(主催・読売新聞社、協賛・ニコンイメージングジャパン)のニュース&ドキュメンタリー、テーマ、高校生、小中学生、ファミリーの5部門の受賞作が決まった。ニュース写真と応募作品合わせて総数約3万点。表彰式は21日に読売新聞東京本社で。入賞作品は4月14日の東京を最初に、大阪、福岡で巡回展示される。

    3会場で発表展   東京・大阪・福岡
    ◆富士フイルムフォトサロン
    【東京】
     4月14日(金)~20日(木)東京都港区赤坂9の7の3フジフイルムスクエア(電)03・6271・3351
    【大阪】
     5月19日(金)~25日(木)大阪市中央区本町2の5の7メットライフ本町スクエア1F(電)06・6205・8000
    【福岡】
     6月16日(金)~21日(水)福岡市博多区住吉3の1の1富士フイルム福岡ビル1F(電)092・289・7307
    2017年01月20日 14時42分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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