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    第39回

    ヒューマン&ファミリー部門 夏の部 優秀賞

    「輪になって」

    小野翔太郎君(9)川崎市

    「宇宙人参上?」

    木浦正夫さん(77)岡山県真庭市

    「こうしてるんだ」

    工藤省三郎さん(75)山形県鶴岡市=山形YPC会員

    「空の下で。」(2枚組みの1枚)

    蓬莱あみさん(17)兵庫県加西市

    「緊張の一瞬」

    橋本さゆきさん(12)兵庫県西宮市

    「宿題なんて後回し」

    余湖弘美さん(44)茨城県牛久市

    「あ゛―――――っ」

    後藤有季さん(32)熊本県八代市

    「横殴りの風雨」

    多和裕二さん(69)東京都江戸川区=東京YPC会員

    若い感性光る

     「夏の部」の優秀賞には、児童生徒の個性あふれる作品が多く選ばれました。

     弟が通う幼稚園の夏祭りで小学4年の兄が撮影した「輪になって」。360度を収めることができるデジタルカメラを手に、会場の中央に陣取って「自撮り」しました。踊っている園児や建物などが円状に並ぶ目新しい写真になりました。

     夕景を狙う男性の前に少年が現れ、おどけながら突然、ジャンプ。「宇宙人参上?」とばかりに、ふわりと浮かんだ影が印象的です。

     「こうしてるんだ」は、温泉街での一場面。獅子をまねて地面に手をついた子どもの姿がユーモラスです。街の明かりを生かし、夜の雰囲気を表現しました。

     丘の上で望遠鏡をのぞくようなしぐさをする友人を女子高生がとらえた「空の下で。」。体育祭用に自作したカラフルなメガホンと白い制服が青空に映えます。

     前髪をカットされる「緊張の一瞬」は、小学6年の姉が愛くるしい妹の表情を切り取りました。夏休みの自由研究で毎日撮った「写真日記」の1枚です。

     夏休みも残り少なくなったある日。「宿題なんて後回し」と寝転ぶ息子たちに、すかさずカメラを向けました。「言うことは聞かないけれど、かわいい表情に思わず……」と母親。

     扇風機に男の子が顔を近づけて「あ〝―――――っ」。震える声に夢中な様子を、出窓から差し込む朝の光が包みました。

     今夏は全国的に不安定な天候が続きました。「横殴りの風雨」にあおられた男性。傘が壊れる突然のハプニングにも皆、笑顔です。

     次回の締め切りは11月20日(必着)。「芸術の秋」の力作を期待しています。

    (西部本社写真部 足立浩史)

    2017年09月24日 04時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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