イージス艦事故で引責、吉川・海上幕僚長更迭へ
防衛省は21日、海上自衛隊のイージス艦衝突事故を受け、吉川栄治・海上幕僚長を更迭する方向で調整に入った。
事故発生の責任に加え、石破防衛相への連絡の遅れなど対応の不備が明らかになったためだ。
吉川幕僚長は2006年8月に就任。07年にイージス艦の情報漏えい、インド洋での海上自衛隊補給艦の給油量訂正、航泊日誌の誤破棄問題、護衛艦「しらね」の火災など不祥事が相次いだ。このため、不祥事の調査が一段落した後、3月末までに辞任することが確実視されていた。しかし、今回の事故を受け、防衛省はその前倒しも視野に、被害者の捜索活動や原因解明の進展などを見ながら、更迭の時期を探る方針だ。
(2008年2月21日19時51分 読売新聞)