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「漁船確認は12分前」防衛相、首相に半日報告せず

 海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故で、石破防衛相が事故翌日の20日午前8時半に「清徳丸の発見は衝突の12分前だった」との確定情報を得ていたにもかかわらず、同日午後5時からの自民党国防部会まで防衛省が発表していなかったことが明らかになった。

 防衛省と海上自衛隊の幹部が26日午前0時過ぎから防衛省で記者団に説明し、明らかになった。関係筋によると、防衛相は自民党の部会前後まで福田首相はじめ、首相官邸関係者にもこの内容を報告していなかった。防衛省幹部によると、19日午後8時半ごろ、「漁船を衝突12分前に発見した」との情報を石破防衛相に報告。「情報が断片的だった」(防衛省)ため、同日午後11時〜20日午前2時50分ごろにかけて、あたごの乗組員に連絡をとり、内容を確認。20日午前8時半ごろ、改めて防衛相に情報を伝えたという。

 防衛省は19日の段階では、漁船を発見した時間について、「事故発生2分前」としていたが、20日夕に「12分前」に修正した。事故原因にかかわる重要情報の伝達が福田首相らはじめ、関係筋に対し、半日遅れたことになる。

2008年2月26日03時09分  読売新聞)
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