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自衛隊機派遣で日中両国が協議、民間機との組み合わせ案も

 中国が四川大地震の被災者対策として、テントなど緊急支援物資の輸送を求めていることを受け、日本政府は航空自衛隊派遣などの準備を進めている。

 防衛省は29日、C130輸送機3機による輸送計画をまとめた。ただ、中国には自衛隊派遣に反発する声も根強く、日中両政府は慎重に検討を進めている。

 輸送計画は、3機のC130が3日間で計8往復し、四川省成都に陸上自衛隊や兵庫県などのテント計約200張り、毛布約3600枚、食料などを運ぶ内容だ。31日に派遣できるよう準備している。

 一方、中国政府が自衛隊機を敬遠した場合に備え、C130と民間のチャーター機を組み合わせる案なども検討している。

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 【北京=南省至】斎木昭隆・外務省アジア大洋州局長は29日午前、北京市内の中国外務省で武大偉・外務次官と、自衛隊機派遣問題を協議し、両政府で引き続き支援の方法を詰めることを決めた。

 斎木氏は会談で、自衛隊派遣の用意があることを説明し、「隣人が困った状態におかれている時に、できる限り協力するのは当然だ。引き続き協力する」と語った。武次官は、自衛隊機派遣を含めたさらなる支援策を日本が検討していることについては、「日本政府の姿勢、検討について多とする」と述べた。

 斎木氏は会談後、記者団に、「突っ込んだやりとりをしたが、結論は出ていない。中国側も内部で検討する」と述べ、中国政府内に自衛隊派遣への賛否両論があることを示唆した。

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 【北京=杉山祐之】中国外務省の秦剛・副報道局長は29日の定例記者会見で、自衛隊機派遣について、「両国の防衛部門が具体的な協議を行う必要があり、話し合いはまだ続いている」と述べ、最終結論は出ていないとする立場を示した。

 秦副局長は一方で、「今度の地震の被害状況は極めて深刻で、中国は関係国、軍の物資支援を歓迎している」と語った。四川大地震ではこれまでに、米国、ロシア、パキスタンの空軍機がそれぞれ、被災地向けの援助物資を運んでいる。

2008年5月29日21時28分  読売新聞)
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