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金総書記の動向に政府が重大な関心、公式な確認は避ける

 政府は、北朝鮮の金正日総書記の動向について情報収集を急いでいる。金総書記の健康状態や、体制動揺の可能性に重大な関心を寄せている。

 金総書記の動静をめぐる情報について、政府は10日現在、公式な確認を避けている。町村官房長官は記者会見で、「いろいろな会議をしたり、情報収集や情報交換もしているが、具体のことはコメントしない」と述べた。

 外務省の兒玉和夫外務報道官も記者会見で、「総書記の健康状態にも強い関心を持ち、情報収集と分析を行っているが、内容の説明は差し控える」とした。

 政府は、金総書記が9日の平壌での閲兵式に姿を見せなかったことを、「極めて異例」(町村長官)と受け止めている。閲兵式の映像にとらえられた北朝鮮幹部の顔ぶれなどを分析している。

 また、今回の閲兵式には、〈1〉夕方遅く始まった〈2〉正規軍が参加していない〈3〉ミサイルなど重要兵器を公開しなかった──などの特徴があることから、こうした背景についても分析を進めている。

 ただ、国交の無い北朝鮮に関する独自の情報収集には限界があるため、北朝鮮と国交を持つ国との情報交換に重点を置く方針だ。

2008年9月10日21時07分  読売新聞)

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