北朝鮮問題は「日韓米連携が重要」で一致…日韓首脳会談 【ソウル=伊藤裕】麻生首相は12日午前、韓国の 首相は北朝鮮を巡る問題について、「日韓米の分断を図る(北朝鮮の)動きがあるかもしれないが、3か国の緊密な連携が大事だ。6か国協議を通じて北朝鮮の核を放棄させる基本方針を米新政権ともしっかり確認したい」と述べた。大統領は「日韓でしっかり連携したいし、米国を含めた協力が重要だ」と応じた。日本人拉致問題に関しては、「日本と同じ考えだ。韓国にも多くの被害者がいる。北朝鮮は問題解決に協力すべきだ」と語った。 オバマ新政権が力を入れる方針のアフガニスタン復興支援では、首相が「職業訓練や農業分野での協力が有望ではないか」と提案、大統領が賛意を示した。 経済分野では、金融危機による世界経済の混乱に関し、保護貿易主義に反対するとともに、4月にロンドンで開かれる第2回「金融サミット」で、金融システム改革などを目指す取り組みで協力する方針を確認。経済連携協定(EPA)に関しては、交渉再開に向けた検討を行うこととした。 また、国際社会の課題に協力して取り組むため、日韓の専門家が具体的課題を話し合う「日韓新時代共同研究プロジェクト」を発足させることでも合意した。 今回の首相の訪韓には、御手洗冨士夫日本経団連会長や岡村正日本商工会議所会頭ら経済界首脳も同行、官民あげての交流強化の姿勢を印象づけた。 ◇ 日韓首脳会談を終えた首相は12日午後、政府専用機で羽田空港に到着した。 (2009年1月12日20時44分 読売新聞)
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