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普天間移設先送り「残念」…米海兵隊司令官

 【ワシントン=小川聡】米海兵隊のジェームズ・コンウェイ総司令官は15日、国防総省で記者会見し、日本政府が沖縄の米軍普天間飛行場移設問題の決着を先送りしたことについて、「一段と問題の行方がわからなくなった。残念だ」と述べ、懸念を示した。

 さらに「現時点での遅れは、(2014年の)移設期限を非常に疑わしいものにする」と述べ、仮に来年に移設先が決まったとしても、移設完了の遅れは避けられないとの見通しを示した。

 そのうえで、「海兵隊のグアム移転を始めるには、普天間の代替施設建設が進んでいなければならない」と述べ、駐沖縄海兵隊8000人のグアム移転にも影響が及ぶとの考えを示した。

 日本政府が新たな移設先の検討に言及している点については「議論を始めるのは早過ぎる」とした上で、「もしそれが日本の方針ならば、今後、米政府から指示があるだろう」と述べた。

 この問題について、クローリー国務次官補は15日の国務省での記者会見で、「今後数か月、日本とのハイレベルでの協議を継続していく」と述べた。

          ◇

 鳩山首相は16日朝、米軍普天間飛行場移設問題で、日米合意を見直す意向を表明したことについて「海兵隊の方が満足するとは思わない。しかし、日本政府としての考えがあるわけだから、それでアメリカと交渉して、結論を得ていきたい。沖縄の現状を考えてみれば、これ以上の結論はないと思っている」と強調した。

2009年12月16日14時32分  読売新聞)

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