政府に「辺野古」修正案、首相は強く否定沖縄の米軍普天間飛行場移設問題で、日米両政府が2006年に合意した米軍キャンプ・シュワブ沿岸部(沖縄県名護市辺野古)への現行移設計画を修正して活用する案が政府内で浮上していることが24日、明らかになった。 鳩山首相が公約した「5月末決着」がほぼ絶望的となる中、万策尽きた政府が、米国の理解を得やすい現行計画への回帰を迫られた形だ。だが、首相はなお、県外移設にこだわっている。沖縄や社民党などの反発が強まるのは必至だ。 岡田外相とルース駐日米大使は23日、東京の米大使館で普天間問題を協議した。 これに関連し、日米関係筋は24日、「日本政府は現行計画を修正する調整を始め、米側にも修正案は伝えられている」と述べ、米側も修正案を把握していることを認めた。 関係筋は修正案について、「環境に優しい案だ」と指摘。〈1〉現行計画にあるV字形の2本の滑走路のうち、埋め立てを伴わない部分に1本を建設する〈2〉滑走路の長さを短くする〈3〉埋め立てでなく、辺野古沖に超大型浮体式海上構造物「メガフロート」を造る――などの案が出ていると説明した。 また、24日付の米紙ワシントン・ポストは、岡田外相がルース大使に伝えた提案の一部として、「普天間飛行場にある海兵隊施設の一部を沖縄から約160キロ離れた島に移す」案が盛り込まれている、と報じた。 現行計画は、06年5月に日米が合意した米軍再編の「ロードマップ(行程表)」で示された。辺野古の周辺海域約160ヘクタールを埋め立て、約210ヘクタールの飛行場区域を建設。飛行場には長さ1800メートルの滑走路2本をV字形に配置し、格納庫や駐機場なども設ける計画だ。 普天間移設にあたり、政府は、名護市にまたがるシュワブ陸上部への代替施設に、鹿児島県・徳之島へのヘリ部隊移転を組み合わせるなどの新たな移設案を検討してきた。しかし、米側と移設先の地元が強い難色を示しているため、現行計画の修正案が浮上したものとみられる。 一方、鳩山首相は24日、視察先の群馬県内で「辺野古の海が埋め立てられることは自然に対する (2010年4月25日03時03分 読売新聞)
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