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競る国会議員票、党員・サポーターは菅氏先行

 読売新聞社は3日、民主党代表選(14日投開票)の序盤情勢を調査した。

 再選を目指す菅首相と小沢一郎前幹事長がそれぞれ党所属国会議員160人程度の支持を固め、激しく競り合っている。態度を明らかにしていない国会議員約90人の動向が今後の焦点となる。地方議員票と党員・サポーター票では現時点で菅氏が先行している。ただ、投開票まで10日以上あり、論戦の行方しだいで情勢は変動する可能性がある。

 調査は、民主党の国会議員への取材、都道府県連幹部や地方議員、党員・サポーターへの聞き取りなどで実施した。

 代表選で投票権を持つ国会議員は412人。このうち約半数を占める衆参両院の当選1回議員から、両氏はともに70〜80人程度の支持を得て拮抗(きっこう)している。

 菅氏は、自ら率いる菅グループのほか、前原、野田両グループの支持をほぼ固めた。閣僚、副大臣、政務官の「政務三役」でも約7割の支持を獲得した。

 小沢氏は、衆院の比例選出議員の支持で菅氏を上回っている。2009年衆院選で、候補擁立など陣頭指揮をとったことが影響しているとみられる。

 党内最大勢力である小沢グループの支持も、7割強を固めた。ただ、同グループの約2割は態度を明確にしておらず、「菅氏を支持する」とした議員も8人いた。

 一方、党内では、鳩山グループの4割、旧民社党系グループの5割、旧社会党系グループの3割弱が態度を明らかにしていない。

 菅、小沢両陣営は態度未決定の議員への働きかけを強めているほか、相手方を支持する議員の切り崩しを進めている。

 地方議員票と党員・サポーター票では、菅氏が世論の高い支持を追い風に、6割〜7割を獲得する勢いを示している。

 小沢氏は地元の岩手県のほか、米軍普天間飛行場移設問題で菅政権への不満を強める沖縄県などで、地方議員や党員らの一定の支持を獲得する見通しだ。

 代表選は、国会議員、地方議員、党員・サポーターの投票結果をポイントに換算し、総計1224ポイントの過半数を獲得した候補が当選する。このうち国会議員票は計824ポイントで全体の約7割を占める。

2010年9月4日03時06分  読売新聞)

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