予算編成で批判応酬、「役所任せ」「現実見ぬ酷評」民主党代表選(14日投開票)は中盤戦に入り、菅首相、小沢一郎前幹事長の両陣営による舌戦が激しさを増してきた。 小沢氏は6日、高知県内での街頭演説で、菅氏の雇用対策や消費税関連発言などを厳しく批判した。これに対し、仙谷官房長官は同日夕の記者会見で、小沢氏が2011年度予算編成を「官僚主導」と断じていることに強く反論した。 小沢氏は高知市など3か所で街頭演説し、菅政権の11年度予算編成について、「一律10%削ると決まったが、これでは自民党と変わりない」と指摘。「役所任せの予算編成だ。『財源がないから消費税を上げる』という趣旨の発言が首相の口から出た。納得は得られない」と述べ、参院選前に消費税増税に言及した菅氏を批判した。また、首相になった場合は、「政治生命どころか、自分の命を懸けて政権運営にあたる」と訴えた。 小沢氏は同日夕、当選1回の衆院議員らと国会内で懇談。出席者によると、ねじれ国会への対応について、「自分には自信があるが、(菅政権では)予算関連法案は絶対に通らない。来年3月には行き詰まる」との見通しを示したという。 一方、予算編成をめぐる小沢氏の批判に対し、仙谷官房長官は記者会見で、「現実を踏まえなすぎる酷評だ。予算の総枠の決定は政治主導で行った」と反論した。さらに、「社会保障費などを全く異なる手法で大胆に切れるというなら、具体的に言わないと説得力がない」と切り返した。 (2010年9月6日21時32分 読売新聞)
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